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ナチュラルへの挑戦。「表情」と「手」にこだわって本物を目指す Stable Diffusion

冒頭から刺激的な画像を使用してすみません。。
今回は、ナチュラルさに関連することに触れてみたいと思います。

描く範囲を広げていくと、
だんだんAIロボのボロが目立つようになります。
(泣)


例えば、クローズアップや自撮り風のショットなら
エラーの無い高品質の画像を秒で出力することができます。

ほぼ本物

でも、ちょっとひいた画像にすると

グニャる手(まだマシだけど)

すぐにグニャるんですよね。


AI的な解決をしようとすると

まぁ、定番ですよね。

でも、こうの方法ばかりだと姿勢がパターン化してしまうので
作りたい構図の幅も狭くなっていきます。

私がしつこくグニャる手にこだわる最大の理由です。

以前、手の修正に触れましたが、

こちらは Depth を併用しています。
いろいろ試しましたが、親指が長いだの細いだの
角度がうまく合わないだの
どうしても気になる部分が出てしまいます。

そこで、自力でどんな角度でも対応できるようになりたいと
修行してきました。

手を描いたサンプル

おかげで「隠す」一択から「修正する」というオプションが増え
ポージングも構図も表現の幅も大きく広がりました。

下記は、タイトルでも使用した画像です。
(少し刺激的な内容になりますが、説明のため失礼いたします)

左:加工前  右:加工後

この画像では、手が「服を引っ張りつつ胸を隠す」という名脇役になるので
きちんと描いて画を成立させようとしています。

ワケあって画像の全体(完成画像)はお見せできませんが
こういうのも含めて、手にも豊かな表情と雰囲気が
あるということを感じていただけたらうれしいです。


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雰囲気といえば、
ちょっとした作り方と表情で、画の印象はかなり変わります。
下の画像は同じ「振り返りショット」ですが

左は、水着を着てポーズを決め、ハッキリした表情
 (のけぞるような呪文を追加)
右は、穏やかな表情で誰かの手を引いている
 (穏やかな表情になる呪文を追加)

にしてみました。

こんなこともできてしまうんだなーと思います。

微妙な表情や姿勢を表現できるAIですが、便利で楽しい反面、
怖さを感じることも少なくありません。

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