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最近自傷をしてない

お久しぶりです、なつみです。
note全然書いてないなぁと思って書き始めました。

ちょっと前進があったので書きたくなりました。暇つぶし程度に読んでください。

最近自傷行為をしてないんです!前は毎日のように切っていたのに今は全く切っていないし、ODや瀉血もしていません。自傷行為全般を全くしていません。
すごい。だいぶすごい。

きっかけがあったから辞めれたのか、シンプルに病気が落ち着いたから一時的に辞めてるだけなのか、正直よくわからないですが、今自傷をしてないからいいやの気持ちで生きてます。

きっかけはあるんです、やめたきっかけ。

最近お世話になってるBARのオーナーの方に『やめな』って言われたんです。これだけです。
全然状況掴めないと思うのでもっと掘り下げて書きますね。

元々そのBARには面接で伺いました、バーテンダーになるのが夢だったので。面接はかなり好印象だったのでは!?と自分では思います。『話してて楽しい』『雇いたい』と沢山言っていただけたので僕自身も「これは採用かもしれんぞ」と喜んでいました。

面接結果は不採用。もう1人いるオーナーと相談した結果、喫煙店なので今の年齢だと勤務が出来ないので今回は採用できない、時間を取らせてしまって申し訳ない。と長文で送られてきた。
心の風船がシューっと音を立ててしわしわになる音が聞こえました。正直大鬱になりました。
でもオーナーが悪い訳では無い、僕が成人になった時もう一度面接を受ければいい。そう思い、泣きながら返信をしました。「成人になったらもう一度チャレンジします。それまでに沢山勉強します」と。多分返信こないだろうと思いつつ、自分の思いは伝えたかったのでメッセージを送りました。
予想外なことに返信は来ました。『是非お待ちしてます。営業時間前でも営業中でも技術的なことはいつでも教えるのでお店来てください!』
びっくりして横転しそうになりました。頭の中は嬉しいとはてなマークでいっぱいでした。頂いたチャンスはものにしたいので、すぐに予定を空けて店に行きました。

勢いで行ったはいいものの、(多額のお金請求されるかも、もしかしたら怖いことされるかも)と若干怯えてました。とても失礼な話です。ですが、僕は無償で優しさを貰うことに慣れていないし、なにより無償の優しさを貰う価値がない人間だと思っているので、この考えになってしまうのも無理は無いのかなと…でも凄く失礼なので反省しました。

恐怖を抱きつつ店に着きました。オーナーは暖かく迎えてくれました。お酒の種類、作り方、基本動作、接客…その他にも沢山の事を丁寧に優しく教えてくれました。無償で。
「払います、払わせてください」と僕がガタガタ震えながら財布を取り出すと、困ったような顔で、『いらないよ笑、大丈夫、また来てね』とだけ言ってくれました。僕に伝えられる最大限の感謝を伝えて店を出ました。そこからずっとその店にかよって教えていただいています。

馴れ初めがとんでもない長文になってしまった。
僕が満足するまで書くのでもう少し続きます。これから先は自傷やめたきっかけを書きます。

通うにつれて、お酒のこと以外の相談も乗っていただくようになりました。僕は自傷行為のことも話しました。
ODやリストカットをし続けた結果腕がボロボロになってしまった事、病気と元々の性格のせいで切ることを辞められない事、他にも沢山伝えました。オーナーは
『俺は切ったことないし、落ち込む事もないから全部はわかってあげられないけど、痛そうだからやめな。ODも体に悪いからやめな。お酒の方が100倍マシだよ。でも簡単に辞められないから困ってるんだよね』
と、言いました。完全否定することも無く、頑張った証だーなんてありふれたセリフを言うことも無く、いつもの静かなトーンで淡々と。
僕にとってはとても心地が良かった。この人はきっと多少なりとも僕のことを心配してる、と思えました。
その時点ではまだ自傷は続けていました。オーナーは怒ることも無く、店に来る度に生傷が増える僕の腕を見て、『新しい傷できたね。』と困った顔で笑うだけでした。

正直それが辛かった。オーナーは何も悪くない、僕はいつまで僕を救ってくれた存在を困らせるんだろう、と。もしかしたら気持ち悪いねと一蹴してくれた方が僕にとって気が楽だったのかもしれません。そんなことを考えてるうちに、またオーナーを困らすようなことをしました。

メンタルが地に落ちてしまい、バイトをサボり、駅のトイレでリストカットとODをしました。何もかもが嫌でした。僕の存在だけ皆の記憶から消えてしまえと考えました。
血塗れの腕でフラフラと徘徊している時に、オーナーとばったり会いました。支離滅裂な言動に血塗れ腕、傍からみたら異常な光景だったと思います。自体を察知したオーナーがすぐに応急処置をしてくれました。すごく怒っていました。すごく悲しい顔をしていました。あんなに怒ったオーナーを見たのは初めてでした。元々落ちていたメンタルが崩壊して僕はワンワン泣きました。クソ迷惑です。オーナーもすぐにいつもの優しい声にもどって『泣かないで』と、ずっと言っていました。

後日薬が完全に抜けたあと、すぐに謝りにいきました。オーナーはいつも通り『迷惑じゃないから大丈夫だよ。』と静かに笑っていました。
『今度切りたくなったり、薬飲みたくなったらすぐ電話かけてきて。切った後でもいいけど、それだと俺怒ることしかできないから。何も迷惑じゃないからね。今度○日に店来て、それまで切らないようにしよう』と言いました。
僕の反省と後悔はMAXに突入。こんなに気にかけてくれる人を悲しませてしまった、この人に愛想尽かされたら僕は人として終わる、と考えました。
そこから自傷はなくなりました。自傷欲が無くなったわけではないです。切ったらこの人を悲しませる、今度こそ愛想尽かされてもおかしくない。その気持ちだけで自傷は落ち着いたし、なにより○日までは切らないでくれと期間を設けてくれたり、もし切りたくなったら電話かけてきていい、ともしもの時の対処方法も教えてもらいました。
今自傷していないのは鬱とボーダーが落ち着いているからなのかもしれません。ですが、信頼を寄せる人がいる安心感が大きいです。
オーナーと知り合えて、僕は自傷を辞めれています。大感謝。

めちゃくちゃ長くなりましたが、大体こんな感じです。よくやめれてるなぁと自分でも驚く時あります。
これからも何かでメンタルを崩さない限り自傷はしないと思います。ただとてつもなく気分屋なのでこれを投稿した1週間後にまた自傷してる可能性もあります。頼むからしないでくれ。
全然参考にならないと思いますが、こんな奴もいるんだなぐらいの気持ちで見ていただけると幸いです。

長くなりましたが最後まで読んでくれた貴方、本当にありがとうございます。
僕は明日貴重なおやすみなので寝ます。あなたも眠くなったら寝てね。
さようなら


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