メルカンを離れます〜!
こんにちは、メルカリのオウンドメディア「メルカン」を担当していたnatukifmです!
タイトルのとおりですが、産育休に入るのでメルカンを離れます。メルカリを退職するわけではないです!
メルカリへ入社した2018年1月以来、ずっとメルカンを担当させてもらってきました。長いお休みに入る間は別メンバーが運営することもあり、メディアとしていいかたちに変化するのだと思っています。だから「ひと区切り」。
思い返せばいろいろありすぎたな…という感じなので、書き出してみます。
2018年のこと
メルカリへ入社3日目にメンターが異動し、右も左もわからないまま執筆スタート
知り合った人づてに、知り合いを増やしていく
採用関連のMTGに出させてもらい、勘所を探る
エンジニアやPMが集う飲み会やイベントに知り合いゼロでも顔を出して「誰なの…?」という顔をされる
前職までのテイストでコンテンツを作るのは合ってないと気づき始める
年末企画でインド風ダンスを踊り明かす
2019年のこと
採用の波みたいなものがなーんとなくわかり始める
書いた記事に対して、社内から率直なフィードバックをもらえるようになる
仲間が増えたり減ったり
副業を始める、他社と比較したメルカリがよりクリアになる
採用候補者に向けると、社内に見向きされない傾向があると気づく(社内メンバーの関心事から外れる)
社内異動を3回目ほど
2020年のこと
コロナ到来、対面での取材やネタ探しができなくなる
予算の見直し的なものの一環で「ところでメルカンってどうなの?」と聞かれるようになる
採用サイドからのニーズも下がり、いよいよどうするか?となる
一瞬落ち込んだけれど「自分の思うようにしていいのかもしれない」と考え始める
メルカンの立ち位置と役割を再整理。同時に、社内への周知に力を入れる
オンライン・オフラインそれぞれの企画や取材、コンテンツ案をどんどん出していく
仲間が集まり始める&仲間に勘所と「いいコンテンツとはなにか」のシェアに注力
企画定例以外の場でタレコミ(※企画持ち込み)が急増する
再びの社内異動
2021年のこと
完全燃焼からスタートして、動き出しに時間がかかる
採用も再開し、2020年に比べて企画がより豊富になる
「会えないからニーズがある企画」がふんわりわかり始める
記事作成より、企画の相談が明らかに増える
グループ会社がどーんと増えて、各社で採用広報をするようになる
秋頃に第2子に妊娠がわかり、引き継ぎを含めた産育休の相談を開始
2022年
点ではなく「面」での発信を考え始める
引き継ぎ先が見つかる
事業会社でメディア運営やってみてどうだった?
私は前職までずっとメディア事業会社でライター・編集者として働いてきました。そのなかで「自分が書いた記事は、公開後どうなっていくのだろう?」が気になり、PVじゃない成果が求められる場としてメルカリへたどり着きました。何より、当時のメルカン編集部がみんな好きな人ばかりだったので、その環に混ざりたいというのが一番の動機でしたけれど。
そして、実際に事業会社で編集者としてオウンドメディアをやってみてどうだったのか?
正直大変でしたが、贅沢な時間だったなと思っています。
というのも、私はわりと記者っぽい動き方が多く「興味がある領域をはる」ようなスタイルでした。一方で、メルカンは採用・社内広報のために働くメンバーのリアルを伝えるメディア。つまり、1企業を「これでもか!!」というくらい掘り下げることができました。
入社して半年ほどは、職種への理解が足りず周りに助けてもらうことも多かったです。理解が進むにつれて「なぜそのメンバーはその職種を選んだのか」「その先に何があるのか」が見えてくる。そこへ時間の経過が加わり、「過去と現在」を追うこともできるようになる。
なかなかほかにないですよ、こんなにも深く深く深く入り込んで、メンバーの姿を書ける贅沢!外部ではなく「身内だから」と話してくれる内容も、時間の経過とともに発信できたりしますしね。そして、それが「いい仲間」を増やすことにつながったと聞くと、さらにうれしい。もちろん「身内ネタ」で終わらせず、広く読まれるものへ切り口を変えるのが私の仕事だったので難しさもありましたけれど(笑)。
そんなメルカンでは、引き続き仲間を募集中ですよ。くわしくはこちらから。
お礼を
絶対に、私一人だけではできない仕事でした。それこそ、採用やPR、EngineeringOfficeなどから集まった編集メンバーをはじめ、取材に協力してくれたメンバー、「これメルカンにどう?」と企画を持ち込んでくれたメンバー、記事の感想をくれたメンバー、何よりメルカンを読んでくださったみなさまのおかげでここまで続けられました。
そもそもメルカンに誘ってくれて、採用や企業カルチャーの何たるやを叩き込んでくれて、一緒にふざけまくってくれて、ときには喧々諤々と議論してくれて、「編集長はnatukiさんです」と言ってくれて、私の取材や記事を「好きだ」と言ってくれて、ありがとうございました!
それではまた!
いただいたサポートを励みに、もっとがんばります!