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小舟の芝桜を見に行ったはずが

春になり、あちこちの見頃の花情報がテレビで流れる中、芝桜が映るたびにオットが

「お~~きれい」
「すげ…ねぇ、見てすごいよ」

と食いついていたので

「…芝桜見たい?」と聞いたところ

「見てみたい」と。

「言ってよー!やたら食いついてるとは思ってたけど。いいよ!いいとこ知ってるよ!!」
俄然前のめりになる私。


やってきたのは常陸大宮、小舟にある芝桜の名所。

ここはこの地域の方が整備されているんですが、年々広くなっている気が…すごい。
のどかな里山を背景に一面の芝桜のパッチワークがとても綺麗。
展望台やベンチもあって見学は無料です。
敷地内に募金箱があったので少しだけですが協力させてもらいました。

芝桜を楽しんだあとは那珂川か御前山ダムあたりでピクニックに良さげな場所はないかと探していたら、人がいなくてのんびりできそうな河原を見つけたのでレジャーシートを広げてランチ!
いつものおにぎりですけど。

いつもの茶色弁当食べてたら箸がこうなりましたけど。

ここに向かう途中で菓子処ふるさわさんでデザートを購入。

雲ひとつない快晴で人もおらず川の流れる音だけがしていて気持ちいい。
ただ、まだ4月だというのにすでに日差しがジリジリ(27℃)し始めていて、まさかのスマホが熱でダウン。
お弁当も、購入したお菓子も念のため車に積んできたクーラーボックスと氷で傷んだり溶けたりせず、なんならスマホを冷やすのにも役立ったんですが、あっという間に梅雨~猛暑日でどこにも行けない季節に入ってしまいそうですね。。
年々外で遊べる期間が減ってきているなぁ…。


お昼も食べたし、このまま帰るのはもったいない。
少し歩きたいけど御前山登山をするには時間が遅い。
どうしようかなぁ、とふらふらしていたらこんな看板を見つけました。

楽しそう!
もちろん行きます。

看板の案内とは反対の時計回りで行くことにしました。
東側の道は自転車で通ったことがあるけど歩いてゆっくり見るのは初めて。
ほぼ平坦で綺麗に舗装された広い歩道が続きますよ。

散歩やハイキング中に少しでもひらけた良さげな場所を見つけたら始まる

「ここにcafeがあったら~」
「メニューはあれとこれと~」
「バイカーやサイクリストウェルカムな感じで~」
「湧水でコーヒー淹れて~」

などといった妄想遊びをしつつ
(cafeを開きたいという夢があるわけではなくただの妄想遊び。ここに家を建てて~畑をして~犬と猫と鶏を飼って~土間もあって~と家を建てた(もしくは古民家購入)パターンもあります)

南側のハイキングコース入り口に到着。

え…?

「危険!」「事故や怪我などが〜」とあるので前になにか事故があったのかな…?
自己責任と書いてあるので入ってはいけないわけではなさそう…。
でもこの感じはちょっと入りづらい。

以前登った神峰山奥宮へと続くハイキングコースの入り口が、ゲートは閉じてるんだけどハイキングコースにはその脇から滑り込むように入る形になっていて(ネットで調べてみると、どうやら正しい入り口らしいが初見の人は皆ゲート前で悩むらしい)ここもそんな感じなのかなと入ってみました。

おっかなびっくり入ったものの予想外に綺麗な道でホッしつつ
「こんなところで事故が…?」と不思議に思っていたら

急にエグい登りが始まりました!
あの注意書きはこのことか!

私のようにウォーキング感覚で入り込んだ人に向けの注意喚起だったみたいです。
私はこの日、動きやすい服を着ていたので驚きはしたもののそのままハイキング続行。

最初にガッと登ったあとは平坦になり

急に視界がひらけた先には

この絶景。
リアルに「フゥ~~~ッ☆」って言いました。

いやすごい。
こんなところがあったなんて。

綺麗なベンチも設置されていたので今度絶対おにぎり持ってくる。
ここで食べたい。

さて帰りますか。

下りも急坂です。

遊歩道入り口から先は舗装路になっており、そこからそこそこ歩いて北口ゲートに到着したんですが…

こちら側にはハイキングコース入り口への案内板はあったものの、ゲートには「関係者以外の無断立入禁止」としかなく、正直こっちから来ていたら引き返していたと思います。

そう言った意味で今回は反時計回りで正解だったようです。

………入ってよかったんだよね…?

展望エリアの景色が素晴らしすぎたのでまた行きたい。
芝桜を見に行くことがメインだったはずが思いがけず後半も楽しい充実した1日になりました。

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