AIに負けないために英語を学ぼう! パート2
前回は、AIなどのテクノロジーによって社会の変化はどんどん加速していってきて、今ある職業の半分ぐらいが、これから10〜20年後には無くなっていくということが科学的なデータによって証明されているという話をしました。
GoogleのCEOのサンダー・ピチャイが、「AIは、電気や火の発見よりも人類にとって最もインパクトを与えるものとなるだろう」と言っているように、AIテクノロジーは、私たちの生活や仕事のスタイルを否応なしに変えていくことに違いありません。それを不満に思ったり、受け入れることを拒んでいても、何も生まれません。心理学者ユングが「あなたが抵抗するものが存在し続けます」と言ったように、AIへの変化を抵抗すればするほど、その不満はずっと続いていくことでしょう。
ということは、幸せに生きていきたいのなら、このような変化を受け入れて、それに適応しながら、AIに負けないようなスキルを身につけていくことが必要だということです。実は、英語を学んでいくうちに、自然とAIに対応できるようなスキルを身につけていけるんです。
英語を話す過程では、新しいボキャブラリーを学んで自分のものにしていったり、自信がなくても勇気をふりしぼって話したり、通じない時や言い方がわからない時も、臨機応変にとらえて、違う言い回しを使ったり、自分の意見を持って、それを伝える工夫をしたりと… 脳をフル回転させてクリエイティブに柔軟に対応していくことが必要になります。
また、異なる文化に触れることで、自分がもっていた文化背景や価値観について振り返ったり、自分中心ではなく、相手のことも思ってグローバルな視点で物事をみたり、どうやって違う価値観を持った人々と尊重しあって、平和に共存していくのかをに考えたりする能力がついてきます。
英語を学んでいく過程で身につけていくことができるこのような高次元であり、複雑で繊細なスキルは、変化が加速していく未来にも、AIなどの機械にはとって変わられないような貴重な財産となるはずです。また、英語を学んでいくことで、世界と繋がり、社会の変化にも柔軟に迅速に自分を変えていけるはずです。
様々な研究によっても、英語などの言語を学ぶことは、脳の発達に役立つことが証明されています。多言語を話す人は、1つの言語しか話せない人よりも一般的なIQ(特に算数、読解力、ボキャブラリーの数)が高いことが証明されています。特に、集中力、記憶力、自律調整能力、共感力の分野が強く、クリエイティブでMental Flexibility (脳の柔軟力:1つの考えやタスクから次へとすぐ移動できる能力)も高くなると言われます。
何歳になっても英語学習をするのに遅くはありません。むしろ歳をとってから学ぶと、脳の活性化に繋がり、アルツハイマーや痴呆症なども防ぐことも示されています。
英語ができなくても、視野が広くて、自分がしっかりとしていて、それをアピールできて、世界と繋がることもできる人もいるかもしれません。しかし、そういう人はとっても希少なはずです。なぜかと言うと、英語を話すというリスクも取れない人は、自分の価値観だけに固執して、頭が硬く、行動できる範囲が狭く、世界につながっていることは少ないからです。
さあ、あなたもAIに負けないスキルを身につけていくステップとして、英語を学びませんか?自分とつながり、未知なる可能性が開かれ、人生が変わっていきますよ!
他の人に喜びを与えるアナタは、きっともっともっと与えられるはずだわん💕