ストレスに対処するには
【ストレスとなる4つの原因】
環境的要因:自然災害、騒音
身体的要因:病気、怪我、睡眠不足など
心理的要因:不安や悩み
社会的要因:人間関係、親族や家庭内トラブル、近所付き合い、学校や職場での圧力・トラブル、いじめ、失業、金銭問題、事故、犯罪など
日常の中で起こる様々な変化や刺激がストレスの原因となります。
悪い事だけでなく進学、就職、結婚や出産という喜ばしい事も変化・刺激としてストレスの原因となります。
【ストレスの症状】
イライラ、不安、うつ症状、気分の変化、感情のコントロールができない、頭痛、不眠、体の痛み、肩こり、腰痛、筋肉のけいれん、ぜんそく、過呼吸、パニック発作、高血圧、脳卒中、心臓発作、糖尿病、免疫力低下、吐き気、腹痛、下痢、便秘など胃腸障害。
人により様々な症状が出てきます。
身体的症状だけでなく学校や職場での成績、業務にも支障が出てきます。人によってはあまりにも辛くて不登校、引きこもり、自殺未遂・自殺、非行や犯罪へと走る人もいるでしょう。
少年犯罪の多くは問題やストレスに上手く対処できない、周りからの適切な助けが得られない事から起こります。親も忙しくまたは未熟な為に子供に適切な関心を払ってあげる事が出来ないのかもしれません。
社会全体で取り組むべき課題の一つと言えるでしょう。
【ストレスの対処法】
①規則正しい生活をする
早寝早起きの習慣、生活リズムを守る。良いスタートができないと一日が始まりませんからね。これは基本です。
②バランスの取れた生活をする
勉強・仕事だけではなくリラックスできる時間を作ります。勉強や仕事の合間に体をビュンビュン伸ばして体を動かすのもいいですね。
ティーブレイク、お茶を飲んだりしてホッとする時間も必要です。
数分でも外の景色を眺めてぼーっとするのもいいです。
③健康に気を配る
週に2、3回の運動をすると心身共にストレス耐性が高まります。
外食より自炊してバランスのよい食事が摂れるようにするといいでしょう。
甘いものばかり食べてるとイライラしたり感情のコントロールが難しくなるのでお菓子や菓子パンはやめたほうがいいです。
十分な休息、睡眠をとる事で明日からor今日も頑張ろう!という気持ちでスタートできます。
④物事に優先順位をつける
やるべき事、to doリストを作り重要なものから片付けていきます。
自分一人で抱えてしまうのではなく側にいる誰か家族、同僚、周りの人、専門家や業者などに任せると早く片付きます。
⑤ストレスの原因を見分ける
感情的にならずに何が今ストレスになっているのか?冷静に考えてみる事です。
時々ストレスになってる事に対して自分の気持ちや考えをノートに書き出してみます。
•人の言動を悪くとらない。
•物事をポジティブに考える。
•俯瞰した見方をしてみる。山の上から、つまり高い位置から全体像を見ると物事が分かりやすくなります。
⑥相談する
時々友人とお茶を飲みながら話を聞いてもらうだけでも気分が晴れるかもしれませんね。
家族、友人、学校や職場、市役所のソーシャルワーカーなどに助けを求める事も大切です。
「助けて!」と言うのは恥ずかしい事ではありません。どんどん周りを頼りましょう。
⑦人にも自分にも完璧を求めない
人は悪い状況下では他人や自分に厳しくなります。
◯◯してくれない!事ばかり考えると不平不満ばかりになります。
人は自分の間違いよりも他人の間違いに先ず目がいきます。
人の悪い点ではなく良い点に目を向けていくなら穏やかに改善策も見つけられるでしょう。
自分だって完璧ではないのですから。寛容であればギスギスした空気もなくなります。
昔の人が言ったように
「穏やかな心は体に良い」のです。
自分だけが悪いのだと思い詰めてしまうのも間違いです。なぜならこの世の中にあなた一人で生活している訳ではないからです。必ず誰かと関わりを持ちながら生きてきたでしょう。人は互いにぶつかり合いながら丸くなっていくのです。ちょうど金平糖を舐めていると丸くなっていくのと同じです。
⑧親切な事をする
人にしてもらう事ばかり考えるのではなく何か親切な事はできないかと心掛けて生活するなら幸福度が増すでしょう。
不平不満ばかり言ってると周りから人が遠のいていき不幸になります。
そして一日の終わりは悪い事ではなく楽しい事や親切にできた事など良い事柄で心を満たして眠りましょう。
こうした事は言うは易し行うは難しなので私も心掛けていきたいと思っております。
皆様ストレスに負けないよう頑張っていきましょう♪
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