私の好きなおもちゃ

おもちゃ、みなさん持ってましたよね。

私は昔から「作る」系のおもちゃをすぐに欲しがりました。リリアンとか、お菓子作りができるやつとか、編み物ができるやつとか。昔はたいそうな値段をするのだと思ってましたが、大学の頃に友達とトイザラスを冷やかしに行くと、思ったよりも買える値段で驚きました。とは言えホイホイ買えるほど安くもありませんが、洋服一枚我慢すれば十分買えてしまうお値段です。

缶バッチグーとかって5,000円くらいで買えるんですよ。中古ならもっとお安いことでしょう。オタクさんにおすすめしたくなります。子供用ミシンですら1万円もしません。プリキュアのなりきりも、たまごっちですら樋口一葉すらいらない。昔は何万円もすると思っていましたが、大人になってみるとこんなものです。

電子ゲームはそれなりにしますから、それに興味のなかった私って本当に安上がりだったのかもしれません。親が勝手に買ってきたDSとカセットを三枚ほどしか持っていなかったし、それも飽きて兄に譲渡するほどでした。私はヨッシーアイランドが最後にどうなるかをいまだに知らないのです。

そんな私が好きなおもちゃ。なんだったのでしょう。お姫様のなりきりドレスはお下がりにもらったのを親にも隠れてこっそり着ていました。やっぱりオタクの才能があったのか、魔法のコンパクトのようななりきり系は結構持っていた覚えがあります。

どれみちゃんのステッキ、東京ミュウミュウのストロベルベル。セーラームーンのなりきりセットにコンパクト。プリキュアの変身アイテム。半分くらいはお下がりやアウトレット品です。

おもちゃのパソコンって昔はスマホより小さな画面しかなかったですよね。覚えていますか?おもちゃのサンエックスの携帯電話もありました。アフロ犬やみかん坊やからメールが来たものです。

小さな織り機、スタンプで手紙を打つおもちゃ、漫画家セット、リカちゃんのお家に緑色の粘液で風船を作って遊ぶアレ。シャボン玉、紙飛行機、竹トンボ、缶で作った謎のおもちゃ。思い返せばたくさんあります。

あとはぬいぐるみがありました。ピカチュウとピチューの喋るぬいぐるみ、ミュウのぬいぐるみ、アグモンやパタモンのぬいぐるみ。実は今も部屋にあります。

どうしても捨てられないもの、あんなに大事だったのに知らない間に捨ててしまったもの。たくさんあります。

リカちゃん人形とか、ポケモンの指人形とか。一体いつの間になくなったのかもう思い出せません。

でも覚えているということは、本当に楽しかったんですね。裕福ではなかった家でも父はちゃんとおもちゃを毎年誕生日とクリスマスに買ってくれて、たまに何にもない時にもおもちゃやさんに連れて行ってくれました。私は変に遠慮して、でも結局欲しいものを買ってもらうのです。

こうやって、本当に忘れてしまう前にnoteに素敵な思い出を認めることができて楽しい。そう考えると今のおもちゃはパソコンやiPad、インターネットですね。

いつか私も子供におもちゃを買ってあげるための貯金をしたりするのでしょうか。想像もつきません。



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