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【覚え書き】英語って子どものうちに始めた方がいいの?

今回もこれから書く著書の一部を書き留めておきます。

英語って、子どもの方が覚えやすいといいますよね。
そして、幼いほど言語への感受性が高いというのは、まぎれもない事実です。

私がイマージョン(英語漬け)教育の幼稚園を訪問した時は、子どもたちがネイティブ顔負けの発音で英語を発していました。

……ただ。

子どもって、覚えるのも早いですが、忘れるのも早いですよね。

さらに、大人だろうと子どもだろうと、年月が経てば外国語は「忘れていく」ものなんです。

帰国子女の子どもでも、日本で日本語を使って生活すれば、ものの2、3ヶ月で英語を話せなくなるそうです。

英語学習は筋トレに似ていると思います。
毎日鍛えなければ、どんどん衰えていくんです。

……何が言いたいかというと、「子どもの時に英語を学んでも、どうせ忘れちゃうよ?」ということです。

大人になって、本当に英語が必要になってから学べば、それでいいのではないかと。

……もちろん、「幼児英語教育なんてやめちまえ」とは言っていません。

第一章で言った通り、学校教育で英語への苦手意識を植え付けられると思いますが、幼児教育では英語に対して「楽しい」という印象を持つことができますよね。

ただ、幼児英語はあくまで英語に対して「楽しい」という印象を持ってもらうためのものであって、将来の英語力とは分けて考えるべきかなと思っています。

そして、大人には、「日本語力を使って英語を学習できる」という強みもあります。

英語を習得する上では、「名詞」「動詞」「形容詞」や「主語」「目的語」など最低限の文法用語は、利用した方が効率的だと思います。

こういった「日本語での理解力」を利用した英語学習は、大人の方が子どもより得意ですよね。

なので、英語学習は何歳から始めてもいいし、「必要だ!」と思った時に始めればいいと思います。



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