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気まぐれ映画記録 #1 『花束みたいな恋をした』

こんばんは。
室田です。

私のnoteでは「気まぐれ読書記録」というマガジンで最近読んだ本の記録を載せています。
同じように、普段手帳に記録している映画の感想をnoteに残してみようと思い、「気まぐれ映画記録」を始めることにしました。
ボチボチなペースかと思いますが、よろしくお願いします。
また、映画の内容に触れることもありますので、これから見る予定の方はここでやめておくことをお勧めします。

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「本当に大事なものは何か」
4月に社会人になって、コロナで思うように人にあったり、歌えなくなったりして、この一年一番考えたし、未だに答えの見つからない問いです。

「これは大事だ、失いたくない」って思ってるものが、実は過去の思い出の中にあって、もう今ここにはないのに、求めてしまっていることに気づいたり。そういうものほど、手放し難かったり。苦しい気持ちがたくさんありました。

「花束みたいな恋をした」の二人も、気持ちがすれ違っていく中でも、振り返れば笑いあう自分たちがいて、でもなんかもう違う気がして、大事かどうか分からなくてを繰り返していたのかなと思いました。

物語は、主人公たちの大学4年生から5年ほどの交際期間を描いているのですが、私も、去年の春大学を卒業したばかりとあって、ドンピシャ過ぎて、一人劇場でうっうっとなるぐらい泣いておりました。。

劇中二人が出会った時、カラオケで歌うきのこ帝国の「クロノスタシス」。私が高校生の時同級生に「クロノスタシスって知ってる?」って急に訊かれてからよく聴いていたなぁとかなんだか懐かしさもあって。

二人がファミレスで別れを決意した後、涙を堪えきれなくなった絹ちゃんを麦が抱き締めるシーン。恋愛的ではなく、4年間寄り添った同志、相棒のような大切さがあったのかなと感じたけれど、このシーン見る人によって全然解釈変わるんだろうなって思いました。

今、自分がどんな状況がで解釈が変わる映画だなと。何回もみたくはないけど、大事なことがあった時にみたい映画になりました。

室田

PS.

結局別れちゃうけどこの二人。別の人と結婚する時、「本当はあの人の方がよかったのかな」なんてよぎっちゃいそうだな、と思ったけどどんなでしょう。

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