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仕事と子育てを両立!知識ゼロから宇宙開発を支える事務スタッフの挑戦

こんにちは!インターステラテクノロジズ(以下、IST)の人事です。
ISTでは現在、各部署で事務アルバイトを募集しています。

ロケット開発をしている会社の事務はどんな仕事なのか?

今回のnoteではISTの管理部購買グループで購買事務として働く西村さんに、日々の業務内容やISTで働く魅力について伺いました。


ロケット開発を事務から支える

今回のインタビュイーである西村さん。
大樹町の隣町、広尾町出身で、北海道広尾高等学校卒業後、パン屋の接客販売、歯科助手、農協の購買事務を経て、ISTへアルバイト入社しました。お子さんの保育園入園を機に2023年4月1日からは正社員に。
趣味はバイクで、普通二輪の中型免許を持つ2児の母でもあります。

購買グループはロケット開発に必要な部品の発注や集荷依頼、棚卸などの物品管理を担うグループ。普段、西村さんは、開発部に代わり、ロケット開発に必要な部品や業務委託、試験や補修の発注を担当しています。

不安から始まった応募

「事務」をキーワードにアルバイトを探していた西村さんにとってロケット業界は未知の世界でした。

「他の事務職も考えていましたが、まだ小さな子供がいて、熱を出したり、待機期間があったりして保育園に行けないときはどうしても仕事を休まなければならない場合も出てくるというのはネックでした。子供は元気だけど、保育園に行けないというときもあります。そういう時間も仕事ができるということで、リモートワークが可能なISTへの応募を考えました。
でも、知識もなく、ロケットに対して何も分かっていない状態で、私にできることがあるのか不安でした。一方で、知らない世界にちょっと飛び込んでみたい気持ちもありました。なので、勉強も兼ね、意を決してアルバイトに応募しました」

―ISTの入社前後の印象に変化はありましたか?

「入る前は、かしこまった感じなのかなと思ってました。
でも、実際に入社してからは、上下関係や勤続年数、年齢など関係なく、いい意味ですごくフラットな印象を受けました。

また、意見が通りやすくて、周りから自分の意見を聞いてもらえる環境でもあります。誰もが自分たちが思っていることをSlack(ISTが使うコミュニケーションツール)上に発信して、その発信したことに対してもみんながいろんな意見を言い合える環境が印象的でした。みんなが平等って言うんですかね。みんなの意見が反映されたり、議論されたり。すごくいい関係が築けているんじゃないかなと入社して感じています。直接話に行ったりしても嫌な顔せずに丁寧に教えてくれる方や親切にしてくださる方が多い印象です」

―他に印象に残ったエピソードはありますか?

「面接を受けたとき、子どもがまだ小さいので発熱や行事で抜け出すこともあり、迷惑をかけてしまうかもしれないとお話ししました。そのとき『迷惑だとは全然思わないです』と言ってくれたんです。実際に、子どもの発熱や行事で抜け出してしまうときも『全然問題ないよ』『フォローしておくから、家族を大事にしてください』と優しい言葉を掛けてくれました。
開発部の方も出社は子どもの送り迎えしてからだったり、発熱で病院行ってからだったり。男性の方でも育休を取られていたりします。男女関係なく、家庭を大切にできる働き方は、社内全体で子どものいる家庭への理解が浸透しているからこそだと思います」

頼れる事務スタッフになるために

―アルバイトからの入社でしたが、正社員になったきっかけは?

「みんなで一つの目標に向かって日々頑張る姿にすごく感銘を受けたんです。私も今よりももう少し力になることはできないかなと考えるようになりました。正社員になって、自分自身の仕事の幅を広げて、もっと開発者の頼りになれるような存在になりたいと思って相談しました。
正社員になってからは取引先と契約書の内容交渉に挑戦し始めました。また、知識ゼロから入社したからこそ、ロケットの部品の理解を深めるためにSlackを使って、開発部の方が発信している開発の情報を細かくチェックしたり、実際に実験場に足を運び、開発者の方に案内してもらって説明してもらい、自分自身もその場に行って見聞きしたりする時間を作るようしています」

―西村さんにとってのやりがいは何ですか?

「『ありがとう』や『助かった』という言葉を言っていただけるのが今一番感じているやりがいです。
購買グループの中でもいろんな業務があって、今は全部を担当しているわけではないので、これから業務の幅を広げていきたいです。購買業務すべてを把握して一つずつできるようになり順番にスキルアップもしたうえで、購買業務全般に対応できる購買の事務スタッフになりたいと思っています。購買部の方からも、何かあったときに頼ってもらえるような立ち位置につけたらと思ってます」

「一つでも何か不明な点があったときは必ず開発部の方に直接聞きに行くことを大事にしています。また疑問点が出たときは必ず対面で聞くことを徹底しています。開発部と購買グループで矛盾点が起きてしまうと業務に支障が出てしまうので、開発者が思っていることと購買グループが思っていることで矛盾点や解釈の違いが絶対にないように心掛けています。

―西村さんが実際に働いてみて、ISTに向いていると思う人物像はありますか?

「購買グループに関しては、今は人数も増えていて、ルールが定まっていなかったり、修正が必要だったりするので、自分の思ったことを自分で発信していける。修正箇所があったら、ここを修正していこうと自分で気づいて口に出して言える人です。
自分の意見を出したら、みなさん聞いてくれますし、意見を出したうえでさらに改善していくことが多いので、自分から発信できたら、さらにいいグループになっていくんじゃないかと思います。あとは、開発部の方や取引先など社内外問わずやり取りがあるので、コミュニケーションを丁寧に取ることはすごく大事な要素だと思います。

―今、アルバイトを探している人やISTへの応募を考えている人へコメントをお願いします。

「入る前は不安もあるかもしれないですが、みなさん親切に接してくれますし、分からないところも聞いたら丁寧に教えてくれます。ロケット業界というと特殊に思えるかもしれませんが、普段業務するうえでは他の企業と変わりません。取り扱うものや規模は違えど、みなさんが思うよりも身近な業務だと思います。自分自身で学んでいく姿勢は必要にはなると思いますが、知識がなくても、大樹町や十勝出身の方には肩の力を抜いて応募してほしいです」

おわりに

ロケット業界というとハードルが高く感じてしまいますが、約8割のメンバーは宇宙開発の知識ゼロから入社しています。アルバイトの方は全員業界未経験者で西村さんもその一人。
今回は全部署を対象とした事務のアルバイトを募集しています。
このインタビューを通して新しいことに挑戦したい方、事務に関心がある方はぜひ下記の採用ページからご応募ください。

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