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小2で車椅子デビュー

車椅子に乗る=歩くのが困難になったということなのだが、子供は単純なので自由に動けるようになってわーいとはしゃいだ記憶がある。
自分だけ車に乗っているという物珍しさにクラスの注目の的に。
さすがに「お前が降りて俺に座らせろ」なんて言うヤツはいなかったが、高速で押したりウィリーさせるだけで楽しいようで、体育館でキャッキャして横転なんてこともあった。
家が近所なので基本的に母が送り迎えと時間を決めてトイレ介助に来るというスタイルを取っていた。
車椅子で登校する児童が現れたことで、学校も玄関にスロープを作るなど設備面でできる配慮はしてくれていた。

3年になり初めてのクラス替え、世の中はJリーグ元年、周りは部活が始まりスラムダンクの影響でみんなこぞってバスケ部に入るというそんな年。
この年に自ら担任を名乗り出てくれた(らしい)先生がいたのだが、数か月で病休に入り結局そのまま復帰できず亡くなるという子供には衝撃的な出来事を経験をする。
引き継いだ確かほぼ新人の女の先生にはかなり苦労をかけたと思う(教室が2Fだったので時にはおんぶで移動したり)
4年になると教室が1Fに配慮されて、新しく担任になった肝っ玉な先生に結構もまれた気がする。
特別扱いしない感じも良くて、何だかまともなクラスになったように思う(むしろ母親たちが仲良すぎた記憶)

そして5、6年の愛すべきクソバカ学級へ


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