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AO教師
2022年9月1日 20:26
今日は学校現場と教材を販売している出版社との関係についてお話しします。当然のことではありますが、学校の先生は「教える」ことが仕事で、教材を「作る」ことは仕事ではありません。勿論、授業を進行していく上でのプリントやテストを作ることはあります。また、なかには学校独自の教材やテキストを制作されている先生方もいらっしゃいます。ほかにもご自身の著作を出版されている先生方もいらっしゃるでしょう。しかし、教科
2022年9月2日 17:30
今日は小論文指導における指導方法の功罪についてお話しします。論理的な文章を書けるようになるためには様々な努力と工夫が必要です。そのため、一朝一夕に上達することはありません。どれほど優秀な学生でも「論理的に書く」ことは簡単ではありません。「論理的に読む」ことはできても、それと同じ速度で「論理的に書く」という行為が上達することはありません。そのため、上達するためには誰もが苦労を要します。 しか
2022年9月3日 18:40
今日は小論文における「代筆」の問題についてお話しします。読者の皆様は代筆というものをしてもらった経験はありますか? もしバレたら当然怒られます。すなわち、やってはいけないこと、いわばタブー(禁忌)です。そのため、教育現場ではあってはならないことです。 けれども、意外にも小論文を巡る指導では代筆の問題が発生しています。正確に言うと、小論文ではなく志望理由書の代筆です。単純に言って、これは良く
2022年9月4日 22:09
今日は今まで投稿してきた記事のまとめとなる内容です。様々な形で小論文に関する話をしてきました。その上で「小論文とは何か?」という問いに答えていきたいと思います。すでに投稿してきた内容と重複しますが、重要な要素だけを抜き出しました。要するに、この研究ノートのまとめです。 小論文は基本的に高校教育「外」の、もしくは高校教育を「越えた」知識・知性・感性が問われる学問ジャンルです。大切なことは課題(
2022年9月5日 19:04
今日はこの研究ノートの終わりの挨拶です。もし今まで読んで下さった読者の方がいらっしゃいましたら、是非お礼を申し上げたく存じます。お付き合い下さいまして、本当に有難うございました。一旦、このシリーズものの投稿は終了致します。しかし、私個人としましては、これからも現場の前線に立って、小論文の実践と指導、すなわち教育に励んでゆくつもりです。Twitterもやっていますので、何かあればご連絡頂きたく存じ