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Notta+ChatGPTで日記を書く:プロンプト、日記本文も公開

はい。というわけで今回はちょっと新しい試みです。というのは、以下に示す記事本文はChatGPTを活用して書かれています。誰かの参考になればと思い、プロンプト等についても開示しておきます。

音声入力→AIでブログを書く流れ

具体的にはこんな感じの流れです。

  • iPhoneの「ボイスメモ」に10分ほどしゃべる

  • NottaでAI書き起こし(約3000字)

  • 書き起こした内容を以下プロンプトでChatGPTに投げる

  • 出来上がってきたものを多少手直しする

NottaのAI書き起こしは、専門用語てんこもりでない限りはそこそこ精度がよく、仕事の必須ツールです。書き起こしはこんな感じ。

これをChatGPTに投げます。プロンプトは、投げて上がってきたものを見ながら微調整しました。今のところこれくらいで調整完了していますが、「毎回ここ、手直ししてるな」という箇所が出てきたら、そのあたりもプロンプトに盛り込んでいくつもりです。

最初のプロンプト

以下に示す書き起こしをブログ用の記事にまとめてください。
その際、以下の点を守ってください。

- 親しみやすいトーンにしたいので、なるべく元の書き起こしの表現を残してください。

改善点

  • 感嘆符が多いのはフランクすぎる

  • 元の表現が残っておらず、要約になってしまっている

    • これは入力文字数が多すぎたためと判断し、書き起こしを2分割にして入力することにした

プロンプト(2回目)

以下に示す書き起こしをブログ用の記事にまとめてください。
その際、以下の点を守ってください。

- 感嘆符「!」は使ってはいけません。
- なるべく元の書き起こしの表現を残してください。
- 具体的な地名や日付なども必ず入れてください。

改善点

  • 丁寧な日本語すぎるので、もう少し口語調にしたい

プロンプト(3回目)

以下に示す書き起こしをブログ用の記事にまとめてください。
その際、以下の点を守ってください。

- 感嘆符「!」は使ってはいけません。
- くだけた口語にしてください。例:「〜なんですけど」
- なるべく元の書き起こしの表現を残してください。
- 具体的な地名や日付なども必ず入れてください。

→いったんこちらでfix

というわけで以下、AIと一緒に書いた記事を掲載します。感触としては、記録・発信目的の記事ならこれでいいかな、という感じです。

AIで生成+手直し後の本文

今日からちょっと新しい試みを始めてみることにしました。音声を使った会話を書き起こして、それをブログの記事にするっていう方法です。これがうまくいけば、私の発信の形も変わりそうな予感がしています。

5月からはAIを使ったプレスリリースの作成やイベントレポート、取材記事の制作を本格的にやってみています。もちろん、クライアントの許可を得た上で、限られた条件の中ではありますが。このAI活用、思ってたよりもかなり面白くて、自分のnoteでの発信にも使えないかなと思うようになりました。

ネット社会では「発信しないと存在しないのと同じ」とよく言われます。どんなに忙しくても、自分のこと、自分が何を考えているかをちゃんと伝えないと、自分のキャリアにも影響が出ちゃうわけです。

実際、TwitterでAI活用について発信してみたら、すごくいい反応があって、知らなかった素敵なコミュニティにも繋がれました。それで、「発信するって本当に大事だな」と改めて感じました。

私は酔っ払うと何でもOKしちゃう癖がありまして、今年度は研究発表が4つ、研究会の運営が1つ、それに輪読会の運営もあって、他にもちょっと頼まれている系のトークがいくつかあります。加えて博士論文の修正もある中で、会社の経営もあって、時間が全然足りないんですよね。そこにAIっていう新しい要素が加わってきたので、「これ、使えるんじゃないか?」って思い始めたんです。

そこでこれからは、この音声で話したことを基にして記事を作っていきます。自分が実験台になるつもりで、どれだけこの方法が実用的か試してみようと思っています。どうなるかわからないけど、きっと楽しい旅になるはずです。

ちなみに忙しいという話でいくと、この日曜日からフィリピンのセブ島に4週間の語学留学に行くことになりました。ところが昨日、出版社から2年前の原稿の修正依頼が来て、6月20日までに対応しなきゃいけなくて、スケジュールが詰んでいます。忙しいときに限ってこういうことが重なるものですね。

しかも、会社の四半期会計の時期とも重なっていて、月末処理に加えて、留学の準備や共同研究も進めないといけない状況です。それで、すごく忙しいわけですが、フィリピンでの生活もしっかり記録していきたいと思っています。

ただ、毎日の出来事を記録するのは、結構大変なタスクなんですよね。2週間前まで、京都にあったセカンドハウスを引き払うために京都に帰っていたんですけど、そのときは毎日のことをエッセイとして書き散らかしていました。これは楽しかったし、読んでくれる人からの反応も嬉しかったのですが、毎日が充実しているほど、文章を書く時間は削られるというアンビバレンスに苦しめられることになりました。

そんななかで、もし音声入力で日記がつけられるようになったら、かなり革命的だなと。というわけで今後は、プロンプトを工夫して、いわゆるシズル感のある生っぽい表現をどう保持するかとか、その辺を試してみたいと考えています。AIが書くとついつい無難な表現になってしまうので、ちょっと引っかかるような表現を残すほうが、記事としては面白くなりますからね。

これまで完全人力で書いてきた日記とは違うニュアンスになるかもしれませんが、これも一つの実験として楽しんでいただけたらと思います。そして、皆さんも何か新しいことを試しているなら、ぜひ教えてください。お互いの知識を共有できればと思います。

〜生成した本文ここまで〜

結果・今後調整していきたいこと

この記事の作成にかかった時間は、多く見積もっても30分程度でした。思い立ってマイクに向かって喋って、Nottaで書き起こして、プロンプト叩いて、直して、掲載までで30分です。速すぎ。

これまでの日記はそこそこ気合を入れて書いていたこともあり、ふつうに4時間くらいかけることもありました。それはそれで宝物ですけど、日々の記録とか、ノウハウ発信くらいの軽い記事であれば全然これでいいじゃんという感じです。使えるものは使っていけ。

改善点としては、もうちょっと私らしい口調に寄せられたらなという気持ちはあります。ただまあこれは「私らしい表現」って何?というのを言語化しないと依頼もできないので、自分自身の探究みたいなところもありますね。テクノロジーに向き合おうとすると自分に向き合わなければならない。深い話だ……。

もっと分かりやすいところでいけば、たとえば太字装飾なんかもお願いできないのか?とか、そのあたりを試していこうとは思っています。何か皆さんのほうで知見をお持ちでしたら、以下にSNSを貼っておきますので、お気軽にお寄せください。


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