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偏差値を上げるために勉強より優先しなければならない2つのこと

突然だが、こちらのグラフを見てほしい。


https://honkawa2.sakura.ne.jp/6260.html

これは、スマホの利用時間とテストの平均点を表したグラフである。もうご存知かもしれないが、見ての通りスマホを使えば使うほどぐんぐんと学力は下がっている。

しかもこのグラフをよく見てみると、スマホを4時間以上使用している生徒は1日2時間以上勉強しても、スマホの利用時間が1時間未満で勉強時間も30分未満の生徒よりも成績が下なのである。これはなかなか衝撃的な事実ではないだろうか?


https://news.line.me/detail/oa-shikokunews/06115c243fee

ちなみに、スマホを使うことで睡眠時間が減って学力が下がるのでは?と思うかもしれないが、実はそうではない。たとえ睡眠時間が同じであってもスマホを長時間使用する生徒の方が学力が低い傾向にある。

これからの時代スマホとの付き合い方は本当に大切になってくると思うので、改めてブログに綴っていこうと思う。


成績を上げるために勉強より大切なこと


・スマホの使用時間を1日1時間以内にする。
・7時間以上の睡眠をとる。

結論を言うと、成績を上げたかったら上記の2点をまずは実践してほしい。

睡眠については以前こちらのブログでまとめたので、ぜひ読んでいただきたい。このブログの結論を簡単に言うと、睡眠時間が7時間を下回るようだったらざっくり100時間分の勉強が無になるので、それだったら早く寝たほうが良いというものである。

次にスマホについてだが、上のグラフにもあるがどのデータでもだいたい1時間未満であれば特に影響はないように見える。


https://cmo.hatenadiary.jp/entry/2016/11/29/【子どものために考える】_携帯・スマートフォン_1


https://ure.pia.co.jp/articles/-/63696


どのデータを見てもスマホの使用時間が1時間未満の生徒と2時間以上使用する生徒では10点くらい開きがあるように見える。10点と言えば偏差値4〜5くらいは変わってくるのではないだろうか?

また以前まとめた睡眠時間に関するブログでは、睡眠時間が7時間を下回るとそうでない生徒では偏差値が2〜3変わるとなっている。

つまり、スマホの使用時間を制限してしっかりと睡眠を取れば偏差値が6〜9上がるんじゃないかと私は思っている。それだけで偏差値が6〜9も上がるとは書いている私もにわかに信じがたいが、少なくとも勉強時間を変えなくても生活習慣を変えることで学力は変化してくるだろう。


現在の状況




https://www.jaspcan27.jp/middle-school-students-smartphone/spent-time-and-limit/


小中学生のインターネットのの利用時間だが、小学生で平均3時間30分。中学生で平均4時間40分である。これはスマホではなくインターネットの利用時間であることに注意が必要である。

………………が!

流石に長すぎやしないだろうか!?!?

私はあまりスマホを使わない人間なので、一日5時間近くスマホを触るなんて全く考えられないのだが、、、、。


ちなみに私のこの記事でも書いているが、たとえ学習目的であってもタブレット類の使用は学力低下に繋がることもすでに示されている。

もちろんギガスクール構想により一人1台端末が与えられた影響も大きいのだろう。それにしても、インターネットの使用時間が常軌を逸してないだろうか?



https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/j202008/chapter4/01.html
https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/j202008/chapter4/01.html


ちなみに睡眠時間だが、こちらのグラフを参考にすると

・中学1年生 約8時間
・中学2年生 約7時間50分
・中学3年生 約7時間40分

このようになっており、一応私の推奨する7時間以上は確保できているようだ。


まとめ


私は全国の中学生に告げたい。

『成績を上げたかったら睡眠時間を8時間以上確保し、スマホは1日1時間以内に収めなさい。』と。

それが我慢できないのであれば、勉強はしたくないけど偏差値の高い高校に行きたいと言っているのと一緒である。

塾に行かなくてもプラスの勉強も一切しなくていいから、まずはスマホを制限してしっかり睡眠時間を確保する。それができますか?出来ないなら学歴を武器に生きていく人生は諦めてください。


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