夏の陽に桜は眠る樹液へとやさしく春を湛え夢みる
写真と短歌(4)
夏の陽に桜は眠る
樹液へとやさしく春を湛え夢みる
年にいちど、花の咲く頃に
あぁこの木は桜だったのだな、と思い
散るとそれも忘れてしまう
そうして一年、でも彼女は生きている
耳をつけると聞こえるでしょう
春の湖水をたたえた音
目覚めるのを待っている音が
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写真と短歌(4)
夏の陽に桜は眠る
樹液へとやさしく春を湛え夢みる
年にいちど、花の咲く頃に
あぁこの木は桜だったのだな、と思い
散るとそれも忘れてしまう
そうして一年、でも彼女は生きている
耳をつけると聞こえるでしょう
春の湖水をたたえた音
目覚めるのを待っている音が
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