11/23-24 熱海 寒暖差と高低差の旅＜2日目＞
【11/24（木） 天気：快晴】
天気予報で予想はしてたけど、前日の暴風雨がうそのような天気に。
■06:30 起床
前日入り損ねた露天風呂へ。スマホを持たずに向かったのだが、あまりの良さにわざわざ階段往復してスマホを部屋に取りに戻った。
ほんとはダメですよ、公共のお風呂で写真撮るのは。
途中、脱衣所に人が入ってきたような気配がしたのだが、いなくなった。スマホ盗まれたかも？と気が気ではなかった。
このホテルもおそらく古い建物をリノベしたものだろうと思われた。設備は新しくはなっているものの、鍵がカード式じゃないとか、風呂場に鍵付きロッカーがないとか、ところどころ思うところはあった。
※今更だが、1人旅です。
前日の極寒からの快晴のため、昨日の気温に合わせて着てきたセーターを脱ぎたい気持ちでいっぱいだった。着替えを持たない1泊旅行の弱点（下着は持ってます）。
■08:15 ホテル チェックアウト
素泊まりなので、朝食はなし。
昨晩わたしを苦しめた急勾配の石段、下りは楽勝だった。天気が良いと、苦も楽に変わる。
山側から海側へ向かっていったのだが、今度はとにかく下りばかり。
高低差が激しすぎる、熱海。
■08:30 海岸方面
そうなのよ、わたしの知ってる熱海はこれなのよ。車で来る熱海は、こういうことなのよ。
大昔の話だが、この海岸付近の広場でダウンタウンがTBS「リンカーン」の撮影で芸人が大量にいるところに偶然通りかかったことがあり、ここへ来るといつも思い出してしまうのだった。
■08:40 おさかな食堂 はなれ 2000円
素泊まりだったので朝食が食べられる店を事前に探していたところ、見つけたのがここ。
メインを1品選び、それ以外のごはん・おかずは食べ放題。
ただ…分刻みスケジュールなのになかなか焼き魚が出てこなくて、食べ放題のおかずで満腹になってしまうところだった。こういうのは時間に追われていないひとがくる場所だよな。でもとてもおいしかった。満足。
熱海銀座の辺りは駅前のアーケードとは違って、こちらもまた昭和の色が残っている。
確かストリップ劇場や射的などの遊技場もまだこの辺りにあったはず。
■09:30 来宮神社、、、へは行かず。
ほんとは行く予定だったのだけれど、先述の通り間違っていたので、鳥居だけ眺めて駅へ。
■09:54 来宮駅→根府川駅
まったく知らなかったのだが、根府川駅は関東の駅百選（であり、ラブライブ！の聖地でもある）らしい。
■10:30 小田原江之浦測候所
要予約：見学料3,410円
ここもまたずっと気になっていた場所ではあったのだが、思いがけず熱海から行けそうな距離であることを発見してしまったので予約していた。
根府川駅からシャトルバスを出してもらえるのは、運転ができない者にはとてもありがたい。
下調べをあまりしていなかったため、メインの建築物だけを目当てに行ったようなものだったが、日本中から歴史のあるもの（主に石）を集めたテーマパークのような場所だった。行って初めて知った。
元々は日当たりの良い傾斜を生かしたみかん畑のあった場所なのだと思う。とにかく見晴らしがよかった。それもこの晴れのおかげだった。もし前日のような暴風雨だったら、こんな清々しい気分にはなれなかったと思う。
ただし、これまた勾配がすごいので、健脚の方には勧める。わたしはもうクタクタで1時間ほどでギブアップ。この2日間で階段を5000段くらい昇り降りしたと思う。
帰りもまた根府川駅までバスを出してもらえる。ありがたい。
■12:30 来宮駅→来宮神社
江之浦を早めにギブアップしたおかげで、諦めていた来宮神社へ訪れる時間ができた。
とても立派で、平日だというのに観光客がものすごくたくさんいた。サッカー勝ったからみんな祝日になってたのかな。
お昼を食べるタイミングがなさそうだったが、運よく焼きおにぎりが売っていた。
ここにもアートの展示があったはずなのだが、すっかり見るのを忘れてしまった。
■13:30 起雲閣 610円
これもまた、いつか行ってみたいと思っていた場所。1919年に別荘として建てられ、のちに旅館として2000年まで使用されていたとのこと。旅館としてももきっと良かっただろうな。お庭がすてきだし。
おかねもちっていいなーと思った。ここもまた、お風呂がすてき。
■14:15 熱海魚市場
アートの展示があるので行ってみたが、ガチの市場なので午後にはもう誰もおらず、不法侵入感がすごかった。観光向けの市場ではないので、海鮮丼などは無し。
海側へ向かう途中、これぞ廃墟！という建物が。少し前の熱海って、ほんとこんなのばかりだった。今は多少新しいホテルやマンションが建ち始めてだいぶ減ってきたけれど。廃墟好きとしてはたまらんが。
本来の熱海はこういう南国みたいなとこ
■14:45 熱海ロープウェイ 片道400円 乗車時間3分半
これまた昭和すぎるスポット。案内放送は懐かしすぎるフュージョン曲がBGMだった。
もっと景色が良いと思っていたが、麓にでかいホテルが建っていて邪魔だった。
秘宝館にも熱海城（何の歴史もない建物）にも用がないのだった。
■15:00 ホテルニューアカオ
再びのアカオ。
ロープウェイからすぐ近くだと思っていたのだが、いや、近いことは近かったのだが、ぐるっと迂回しなくてはいけないのと、山中の道路をひとりで歩くのはなかなかのスリルだった。車で通った人も「こんなところに人が歩いてる？！」と思ったに違いない。
前日はすっかり暗くなってしまっていたので、暗くてよく分からなかった場所を中心に、見逃した部分も改めて探索。
この大広間の窓ガラスは、数年前に大波で大破してしまったことがあった。せっかく修理したのに、それから数年で閉館になってしまうとは思いもしなかっただろう。
プールは前日に見たときは誰もいなくて真っ暗闇にスポットライトが当たっているだけだったが、改めて来たらスタッフがいて、「建物ではなく作品を撮るのであれば撮影OK」と言われた。
建物ではなく作品を見てほしいという気持ちは分かるのだが、なんか複雑な気持ちになった。（他の展示は1か所を除いてすべて撮影OK）
シャトルバスで熱海駅へ戻る。ありがとう無料シャトルバス。
■17:00 すしの磯丸 2000円
あの磯丸と関係あるのかなと思ったけど、全然違う会社みたい。
しんだおさかなさんたちありがとう
3000円クーポンもきれいに使い切り。端数とクレカを合わせて支払ったりできるので、クーポンほんとにありがたい。
■18:00 熱海発 帰宅
充電がなくなってしまい、ただでさえ電車が遅延しているのに何もひまつぶしできず、しかも世の中は平日の帰宅ラッシュでぎゅうぎゅうだった。
■帰宅
おつかれさまでした！あー楽しかった。
＜お会計＞
交通費 熱海往復など 3500円
ATAMI ART GRANT 2500円
昼ごはん 1700円
まる天 400円
旧日向別邸 1000円
夜ごはん 1800円
朝ごはん 2000円
江之浦測候所 3410円
焼きおにぎり 220円
起雲閣 610円
ロープウェイ 400円
夜ごはん 2000円
クーポン -3000円
計：16,540円
あれ？トータル1万円くらいで済んだつもりだったけど…おかしいな。見学費用がけっこうあったもんな。
でも1泊2日みっちり遊んだわりには安く済んだからまぁいっか。
〜おわり〜
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