見出し画像

子育てはエゴで良い-私の生い立ち①-

私の子育てこんなはずじゃなかった

久しぶりに昔のメモを見て
良いこと書いているなー私。笑
と思ったのでシェアしようと思う。

これは、何気ない母の一言
「私の子育て、こんなはずじゃなかった。」
にムカついて書いた記憶がある。

けっこう、ずいぶん、昔のセリフ。

リアルに私を知らない人に
一応、前もって言っておくと
私はなんの意味もない一言を
ネチネチ覚えていてモヤモヤするタイプ。

お気をつけください。笑

最近は自分の取り扱い方法も
癒し方法も、いい感じに習得してきて
だいぶ楽に生きていけてます。

年を重ねるってすごいな。笑
生きるって大変だよね。

子育てはエゴで良い

さて、本題。

私は子育てにおいて
いくつかポリシーみたいなものがあって
その中に

「たとえそれが自分のエゴだとしても、自分が正しいと思ったやり方で子育てをするのが1番」というものがある。

過激な断言をしてしまえば
子育てにおいて、子供ではなく、子育てをする本人(多くは両親)が後悔をしない選択をすることが最優先事項だ。と強く信じている。

どうしてこんな過激な意見を持ち合わせているのか?
共感してもらえるかはわからないし
共感してもらおうとも思っていないし
同情とか変な先入観も大嫌いだから
むしろ言いたくもないのだけれど
やっぱり私がこの考えをシェアすることによって
誰かの気づきになるのならと、、、、

聞いてもらいたいわけでもないのだけれど
(もう、いいから言えや!)

参考までにわたしの生い立ちを書いてみようと思う。

私の生い立ち

私のリアルな例を話すと

事実上シングルマザーで私(ひとりっ子)を育てた母は
私の友達や、インスタでつながっている人から見ると
明るくて頭の中がお花畑の人間のようにうつっていると思う。いや、実際にそうなんだけれど、、、笑

子育て期間中の彼女は、いつも疲れていて辛そうで
「努力、根性、忍耐」がマイポリシーの人間だった。

子育て期はとにかく歯を食いしばり
頑張り続けてきた人間。

そのおかげもあって
私はシングル家庭でありながら
そこそこのアパートに住み
好きな習い事も続けられた。

塾にも行けたし
今思い返しても、好きなことを我慢した覚えはない。

お小遣いもしっかりともらっていたし
比較的、というよりも、かなり良い暮らしをしていた方だと思う。

唯一、経済的な理由で断られたのは
中学生の時に「高校は公立しか行かせられない。」と言われたことで
行ってみたかった私立を受験することはなかった。

しかし、そんな温室育ちの私が
心に闇を抱えていなかったわけでもなく
今思い返すと結構なドロドロ思春期を経験し

私は自分の人生経験上
子どもは与えられた環境下で
もがき苦しみ生きるだけだと思っている。

彼女の努力を否定するつもりはないけれど
母が私のために必死に用意してくれた環境が
私にとってのベストだったかなんてわからないし
(間違いだったとも言っていない!)
別にそんなに頑張らなくても良かったんじゃないの?
と常に感じていた。(感謝はしていますよ!!!)

だからもし、母が今の私を見て、冒頭にも書いた
「こんなはずじゃなかった」と後悔しているのだったら
それはとっても私に失礼で
そんな考えや思い込み(子どもは育て方を間違えなければ思った通りに育つという幻想)は改めた方がいいと思う。

ただ、自分の育児の選択(あの時ああしておけばよかったなぁということ)に後悔して「こんなはずじゃなかった」とつぶやいてしまったのであれば
「それは勿体無い選択をしたね」と同情してしまう。

自分の判断を自分が肯定してあげられなくて
誰が肯定してくれるというのだ。
たとえ周りが肯定してくれたとしても
自分が本当に心から満たされることは決してないということに気づくべきである。

子どものためという言葉の危険性

そんな生い立ちもあり
私は「子どものため」という言葉の背景を
よく気にする方だと思う。

「あなたのためだから」
などという台詞はホラー並みに怖い。

何度でも言いたい。

どんなに子どものためと選択をし続けても
それが子供のためとは限らない。

子供のためと自分が我慢し
環境を整えてやったとしても
それが子供にとってのベストだなんてことは保証されない。

だから、もしあなたが親の立場で
子供のためと何か我慢していることがあるのなら

私は問いたい。

あなたが本当に叶えたいことはなんだろうか???
先にそれを満たしてみてはいかがだろうか???

出来ないと決めつけているのは自分に見えている世界の中での話であって、案外、手段や方法は外の世界に溢れている。

周りから植え付けられた「理想の親」像に
振り回されて、がんばりすぎていないだろうか???

リアルな生活なんて
泥臭くて、人間臭くて、当たり前だと私は思う。

1000歩譲って
あなたがそのまま何かを我慢し続けることは
あなたの人生の自己責任だとしても

それにともない
子供たちに「あなたのためだから」と
説明も出来ずに
何かを強制しているのなら

今すぐやめて欲しい。

幸い私には
何かを強制された経験はないのだが

私は、母が私のために
がんばりすぎている姿を見続けてきた。

同時に、そんなに無理しなくて良いのにと
感じていたのは事実だ。

貧乏でもなんでも
私は気にしなかったかもしれない。
(知らんけど。。。)

今の母と私

画像1

これは2022年6月
私の誕生日に母から送られてきたラインだ。(笑)

もうすぐ60才になろうとしているのに
未だにジャニーズにどハマりしている
名物ミーハー母です。

価値観は全く合わないけれど
仲も悪くないし、元気でひとりで暮らしています。

彼女なりに楽しそうで
子どもの立場から見ても
母親のそんな姿は見ていて気持ちがいいものです。

最後に

私がこの記事をまとめている時に
横から夫が「子育てはエゴで良い。」
というタイトルを見て
ピーチクパーチク言ってきたので
-私の生い立ち-というサブタイトルをつけた。笑

「感性が育っていない奴の直感もタチが悪いし、、」

「ある程度人格が備わっている人であれば、子育てはエゴで良いね。」

「結局はそれって幸せに育った人だけが言える台詞だよね。」

とかまとめられて、読んでもないくせに言いたいことだけ言いやがって!と未熟者の私はイラッとしたのでありました〜。

ケンカにはならなかったけど、、、公開処刑じゃ!

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

画像3

ということで
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。

こんな記事を最後まで読んでくれたあなたは
好奇心に溢れた変態か、とってもステキな人なはず。

ぜひ右下のハートマーク❤️を押して
ピョコンと出てくるうちの長男を探してね♫ 

↓読んでいない人はこちらも是非↓