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おいしい1日

朝、目覚ましが鳴る前に彼が起きていた。わたしは連日の睡眠負債が溜まっていて、なかなか起きれない。
やっと起きたのは、彼が朝ごはんを作り終えたころだった。我ながらタイミングがいい。

朝ごはんはオムレツ。昨日の残りのインドカレーをソース代わりにして。がっつり響くスパイスで目が覚めた。卵と合わさると、またおいしい。

いつもなら土日は図書館に行くのだけど、今日は図書館が休みの日。ふたりとも今日は息抜きをすると決めていた。
少しごろごろして、今日の一大イベントへ向かうため新宿へ。

新宿駅についたとき、ふと目に入ったタピオカミルクティーのお店。いつも通り行列だろうな、なんてチラッとみてみたら、…あれ、空いてる??ぜんぜん並んでない!
気づいたときにはわたしは彼を置いて走り出していた。だって最近ずっと、タピオカミルクティーが飲みたかったの!でもいつもいつも並んでいて、諦めていた。

頼んだのは、盆栽タピオカミルクティー。ミドルホット?を頼んだら、インスタでみるような写真は撮れなかったけど、タピオカがもちもちでとてもおいしかった。
彼もなんとなく頼んだタピオカミルクティーがおいしくて喜んでた。甘いのかと思ったらちゃんとお茶の味がして、こんなもちもちのタピオカ食べたことない、と。
喜んでいる彼をみてたら、わたしまで嬉しくなってにこにこしてしまった。
おいしいを好きなひとと共有できるのは嬉しいなあ。

さて、タピオカを飲み終わったところで本日の目的地へ。激辛グルメ祭りへ参戦だ。
わたしはかなりの激辛党で、彼もわたしには劣るけど辛いものが好き。辛いものへの耐性を例えるなら、わたしがスーパーサイヤ人、彼はピッコロかな。

いざ目的の激辛グルメを買い、実食へ。

…あれ、辛くないな。
わたしたちは正直、一般的な激辛なんてぜんぜん辛くないじゃん、というくらいのレベルで。

わたしは激辛党なら知らない人はいないであろう、北極ラーメンをぺろりと食べる。(北極ラーメンの辛さについては、ググったらたくさん出てきます。)
北極ラーメン級の辛さを求めてくる場所ではなかったのか…と若干落ち込みつつ、料理自体はおいしい。

わたしたちにとってはピリ辛とも言えない辛さだったけど、こういうわいわいした雰囲気で食べるご飯は好きだ。だって東南アジアみたいなんだもん。

食いしん坊なわたしたちは、そのあと新宿をふらふら歩きつつ、Newomen付近のお気に入りのパン屋さんでパンを買って、テラスで食べた。
わたしが日本で一番おいしいと思っているクロワッサンを、彼もはじめて食べてくれたのが嬉しかった。

久しぶりにただただまったり、おいしいものを好きなひとと食べて幸せになれた1日でした。
常々思うことだけど、おいしいものは人を幸せにするね。素敵だなあ。

#9月毎日note更新部 #まいにち日記部 #日記 #エッセイ #ポエム


世界はそれを愛と呼ぶんだぜ