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沖縄から帰宅後のハプニング

沖縄から東京に戻った日、ちょっとしたハプニングがあった。自宅に戻るも、ドアが開かない。鍵は回るのに一向にドアは開かず、はてと思い留守中に荷物受け取りをお願いした妹に連絡すると、玄関ドアの2つの鍵を2つとも閉めたとのこと。

わたしは鍵を1つしか持っていない。大きな声でいうと怒られそうで内緒にしていたのだが、実は引っ越しの最中に2つ目の鍵の束を丸々なくしており、ずっと鍵1つで生活していた。

たしかに妹に合鍵を渡したが、失くしたはずの2つ目の鍵をなぜ妹が持っているのか。妹宅付近に歩いて向かい、2時間ほど仕事して妹の帰宅を待ちながら考える。

答え合わせの結果、わたしは2つ目の鍵をなくしていなかったことが判明した。どうやら引っ越し前に渡された鍵は玄関のドアの2つの鍵、それぞれ3個がまとまった2つの束と、郵便受けの鍵一つ。

キーホルダーに1つ目の鍵とポストの鍵をつけ、手元に残った2つの鍵の束をなぜか玄関の1つ目の鍵とポストの鍵だと勘違いしていた。金田一少年の事件簿にありそうな鍵のすり替えを一人で勝手にやってしまっていたらしい。

実は2つ目の鍵を失くしてしまったことをずっとやや気に病んでいた。そもそも鍵は前の住人が使っていたままで、引っ越ししたら自分で鍵を付け替えてくださいと言われていたのに面倒でずっと放置している。

たまに思い出しては防犯上いかがなものかと思いながら、とはいえ自宅にいるときはチェーンを掛けているわけだし、と自分を納得させていた。

そうやって面倒くさがって後回しにし続けた結果が今回の混乱を招いたわけで、しかるべきときにやるべきことはきちんとやらねばならないのだという教訓を得ると同時に、2つ目の鍵を失くしていなかったことに安堵し、おそらくもう鍵を付け替えることはしないであろう。

沖縄で最初に泊まったおうちでは、バイクの鍵が見つからなかったり、飛行機の時間に間に合わなかったりと、沖縄を発つ人たちにハプニングが立て続けに起きた。わたしもまた帰宅時にハプニング。他の皆さんお気をつけください。

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