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2024年3月最終週の日記

2024/03/24

実家の体重計に乗ったら体脂肪が5%も低かった。普段はオムロンで実家はタニタとメーカーの違いはあるにしても差がすさまじい。自宅の体重計もタニタに買い換えようか。

高校の同級生とその子どもと東京タワーへ行く。

高校3年生の時、彼女ともう1人の友だちと3人で制服を着て、卒業旅行気分で東京タワーに登った。20年後、同じ友だちとその子どもと再び東京タワーに行くだなんて。

展望フロアには同じ場所を収めた2006年と2022年の写真が展示されていた。ちょうど高校生のわたしたちが登った頃の写真。ビルの数がめっちゃ増えてる〜と話す大人たちに「画質がぜんぜん違うね」と本質をつくお子さん。

2006年
2022年
2024年3月24日

大きな道路と高速道路が交差する辺りは上から見ると東京タワーみたいな形。東京タワーから見た道路が東京タワーみたいに見えるだなんて!とウキウキしていたら、「なっちゃん高校生のときも同じこと言ってたよ」と言われる。あまりに同じことを言うので記憶がふっとよみがえったらしい。わたしの感性は全く成長していなかった。

🗼

「前に東京タワーにきた時、道迷ったよね」と友だち。東京タワーは見えているのに、ふもとになかなか辿り着けなかったことを思い出す。当時はGoogleマップがなかったから、駅から看板やらなんやらを頼りに向かったはず。

今のわたしはすぐにGoogleマップを見てしまう。知っているエリアでもすぐマップを開いてしまっていて、過剰なまでに見てるな、とちょうど最近思っていたところだった。

東京タワーでプリクラを撮る。20年前ももちろん撮った。現物はたぶんまだ実家にある。

20年後のプリクラには落書き機能がなく、なんと600円もした。動画も撮ってくれるし、スマホにデータを送ってくれる。マップもプリクラも大進化を遂げていた。

3年ほど前に引っ越して以来ずっとクローゼットの奥に放置していた電気をようやく粗大ゴミに申し込み、ついに明日捨てる。粗大ゴミ券を買うのを忘れたことに気づき手ぶらでコンビニへ行き、現金しか使えないと言われ自宅に戻り、再びコンビニへ行ってようやく粗大ゴミ券をゲット。券に名前と日付を書き完璧と思いきやそれは領収書で、ゴミに貼るシール面は裏側だった。粗大ゴミ、捨てるの難しすぎる。

2024/03/25

整体の日。「来週から寒いらしいですね」と言われるも、今朝見た天気予報は真逆。そう伝えると「そうですよね、間違えました」とのこと。お兄さんはボディビルの大会に向けて糖を抜いており、頭が働いていないらしい。糖の大切さを目の当たりにした。

お兄さんは人の体をさわれば体脂肪率が大体わかるという。彼によるとわたしの体脂肪率は実家で測った数値に近く、自宅の体重計の数字を伝えたら「それは絶対ない」とのこと。

彼は「失礼があってはいけないから最初は実際に思った数値のマイナス2%で伝えたけど、実際はこのくらいだと思う」と忖度なしの数値も教えてくれた。今朝の体脂肪との誤差はマイナス4%だったので、今後自宅の体重計で測定した体脂肪率マイナス4%を自分の体脂肪率とすることに決めた。わたしは人間を信じる。

かつて東京タワーに行ったもう一人のお友だちとランチ。彼女は子供ができたことを機に実家に戻っていて、その最寄駅で待ち合わせる。電車で向かう途中、成瀬、古淵、矢部など、高校の頃によく耳にした同級生たちがかつて住んでいた駅を通過し、「ここがあの……!」と聖地巡礼した気持ち。

なにこれ

ご実家に初めてお邪魔する。玄関に入るやいなや、高校時代の彼女が話していた「掃除していたお母さんの服がめくれていて、腰のあたりが出ていたから素肌で寒そうと思い、熱々のおにぎりをピトッとつけたら熱いって怒られた」というエピソードを思い出す。玄関からの廊下は当時頭で描いていた通りの雰囲気で、もしかしておにぎりの現場はここ?と聞いたら案の定正解だった。

お子さんは1歳半弱。最初はめちゃくちゃ警戒されていたものの、最終的に仲良くなった。お土産にプレゼントしたちょっといいイチゴが効いた。

お子さんはずっと窓を開けたり閉めたりしていた。大人が同じコースで繰り返しスノボの練習をするように、お子さんも反復することで窓の開け閉めの練習をしているのかもしれない。そう想像したら愛くるしさと尊さが増した。

2024/03/26

久々に睡眠に失敗し、2時に目覚め5時近くまで眠れず。起きる時間を後ろに倒すことで調整する。本当にフリーランスでよかった。

仕事で仲良くなった人と1年ぶりに飲む。彼はこのnoteを割と読んでくれており、「最初の頃に比べて、どうでもいい話とか、天野さんのこと知らない人はさっぱりわからない話とか、そういうのが減った」という感想をいただく。自覚はなかったけど、徐々に読む人を意識し始めてしまっているのかもしれない。自分のための雑な日記という体裁を今一度心がけたい。

食べる前に撮りなよ

お店は2時間制で、17時から飲み始めお会計を終えたのは19時。さすがに早いので2軒目に行き、隣のテーブルのアメリカ人2人組と話す。一人はメキシコ系アメリカ人で、タコス談義を繰り広げていたけど内容はほとんど覚えていない。

アメリカ人2人に誘われ、バーへ行く。結果、全然面白くなかった。先に帰った友人が正解。

2024/03/27

3か月ぶりに新卒で入った会社へ顔を出す。編集部はきれいなオフィスビルに移動したけれど、新しいオフィスのあちこちにはヤシの木があり、この会社は今なおハワイが好きなのだなと変わらぬ社風を感じる。

古株の皆さんがニヤリとしながら「あれ、なんでいんの?」と声をかけてくれるのがうれしい。辞めて8年経つけど、いまだホームな気持ちになれるのはありがたいこと。

地球儀を求めて紀伊国屋書店の地図コーナーへ行き、世界地図と日本地図を買う。細長い筒を2本携え、新卒1〜2年目の頃一緒のチームだった先輩と飲みに行く。

驚くほど見た目が変わっていなかったけど、会うのはなんと10年ぶり。カウンターに座り、「向かい合わせのテーブルやったらどぎまぎしてしまうところやった」と先輩。お互い人見知り気質なせいか、たしかに妙な照れがあった。

先輩は「グレープフルーツ割りっていうのは何やろか、酎ハイのこと……?」と初めて居酒屋に来た人みたいになっていたけど、今思えば久々の再会にどぎまぎしていたのかもしれない。

2軒目で行った喫茶店では、隣のテーブルのじじいが隙あらば話に入ってきた。

「久保さんが……」「え、お坊さんと友だちなの!?」「いや、久保さんです」「あぁ、保母さんね」など、じじいの横やりは見当違いで、こちらも噛み合わせる気はなく、適当にあしらう。

先輩の今年のテーマは仕事をしないことらしい。とても好きなタイプの考え方で、興味関心も近いものがあり、久々の再会はとても楽しかった。新しいお姉さんを見つけた気分。

家に帰ってうきうき地図を広げたら思ったより大きくて、貼りたいところには貼れなかった。さぁどうしようか。

2024/03/28

パーソナルトレーニングで体を鍛え、美容院で髪を整え、帰宅。この4日間遊んだ人たちはみんな友だちでそれぞれとても楽しかったけど、4日連続は疲れる。時々一人の日が必要であることを再認識。

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