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ラオスの思い出

今月、休みを取って4泊6日か7日でラオスに行った(行きも帰りも機内泊だから7日が正解?)。印象的だったことを書いてみる。はじめて目次の機能も使ってみる。

「とらわれた鳥を買って、逃すことで徳を積む」という商売

観光地ビジネスなんだと思うけど、毎朝の托鉢も、観光客がお坊さんの容器に米を詰めまくっていて、あふれんばかりっていうかあふれてた。

米は人に分けることもできるからまぁ良しとして、鳥はどうなんだ?鳥をカゴに詰めて売っている人は鳥を売ることで「鳥を買う人に徳を積むチャンスを提供している」という徳を積めるのか? そのシステム大丈夫? ブッダに怒られない??

ラープがおいしい

ハーブと混ぜたひき肉のやつ。ラープは幸福という意味らしく、お祭りの時に食べるらしい。ほどよくからくてビールのアテに最適。もち米といっしょにモリモリ食べてもとてもおいしい。ていうかもち米おいしい。とにかくおいしいから毎日食べたいし実際に毎日食べた。

パパイヤサラダが冗談かと思うくらいからい

めちゃめちゃからいって言ったら、全然からくないよって言われた。ラオスの人は辛味の味覚がぶっ壊れてる。味は非常においしい。

ルアンパバーン名物の海苔がほぼティッシュ

本当にティッシュ食べてるみたいな食感。噛んでも口の中で細かくなることがなく、噛み締めたやつが最後口に残る感じがまぎれもなくティッシュ。揚げてあるっぽくて、温かいうちはまだいいんだけど、冷めたら地獄。食べたあとに少し落ち込む。なんだこの食べ物。

滝でインスタ女子の邪魔をする

すっげぇ邪魔。撮影してくれた先輩いわく、「悪意はなく、偶然撮れた」らしい。

ルアンパバーンの赤十字サウナ

サウナはスチームサウナで、レモングラスの香りがとてもいい。ただ、驚くほど何も見えない。真っ暗。足元はおろか、座るところも、この空間に何人いるのかもわからない。わたしは暗所恐怖症なもんで、心臓バックバクしながらどうにか座って、だんだん目が慣れてきたら、縦2メートル、横1.5メートルくらいのスペースでべらぼうに狭かった。たぶんMAX5人。

そしてなにがすごいって、男女のサウナが横並びで、休憩スペースも男女の仕切りがない。ていうか、半野外だから外から丸見え。短パンの男性と布一枚巻いた女性がいっしょになって、びっちゃびちゃな状態でたたずんでいる。なんたる開放感。

全然抵抗がなかったのは異国の地で日本人が誰もいなかったからだと思うんだけど、ここが地元のラオスの人は恥ずかしくないのかしら。(旅行は3人だったけど、誰もサウナに興味なかったからひとりで行った)

シャワースペースは軽く体を流す程度の感じだったから、最後に頭から水かけてびちゃびちゃで宿に戻って髪の毛ばっさばさになったんだけども、これまたラオスの人はどうしているんだろう。

日本食レストランのメニュー

ほぼ嘘。原因を追究した結果、デザイナーが2〜3個づつズラしてメニュー名を配置してしまったと思われる。

北朝鮮レストラン

北朝鮮国営のレストランへ。お店のお姉さんは韓国語しかわからなくて、クレジットカードOK?すら通じない。その上ニコリともしないから、コミュニケーションが全く取れない。テレビでは北朝鮮国内で開催されたと思われるクラシックコンサートの映像がずっと流れている。同国の闇を垣間見た気持ち。

屋台のおっちゃん

話してたら、「ジャパニーズセックスイズベリーナイス」って言われた。聞き間違いかと思ったら「マイワイフイズジャパニーズ、エブリナイトグレート」と続いた。とんだエロオヤジじゃねぇか。

フレッシュフルーツジュースに酒入れてくれる

たくさんの屋台がフルーツジュースを売る中で、ラオラオっていうラオスウイスキーを入れてくれるお店があった。おばちゃんがパリピ気質で、アルコール度数50のラオラオをバッシャバッシャと4ショットも入れてくれる。なんなら「もうワンショットいっとく?」みたいなノリであとから追加もしてくれる。1杯でべっろべろ。アッパー系のお酒。

子ども用コーナーのセンス

西洋のロックミュージックがガンガンかかっていて、ギンギンの恐竜がぱっくり口を開けている中を、子どもたちが楽しそうに遊んでいる。日本の子ども向け施設は生温すぎるのかもしれない。

ベタな写真は楽しい

仏像がたくさんあったから、そのたびに同じポーズで写真を撮った。

観光スポットでは「こちらご覧ください」みたいなポーズとか、体の横でやる控えめな感じのピースサインとか、サザエさんのオープニングに出てきそうな雰囲気の写真を撮った。インスタ映えとかオシャレもいいけど、ベタな写真、超楽しい。

PVも楽しい

「旅に出た著名人のドキュメンタリー」みたいな動画をたくさんとったから、編集していっしょに行った先輩のPVを作った。アナザースカイと情熱大陸とガイアの夜明けとプロフェッショナルの流儀をごっちゃにしたようなやつ。

先輩が張り切ってそれっぽい感じで話してくれた結果、それらしいことを言ってるけど実は何の中身もない、ペラッペラの動画ができた。どこに行っても、「地元の岡山でいうと〜」って全部岡山に変換される。見るとおおらかな気持ちになれてとても良い。

総論

ラオスはとても良い。また行こう。

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