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奈良には鹿すらいやしない

今朝も自然と8時半に目が覚める。東京にいるときより健やかで規則正しい生活をしている。

友人は仕事へ行き、わたしは近鉄の地下へ朝ごはんを調達に。柿の葉寿司を買ってホテルに戻り、一仕事。

再び友人と合流し、和歌山ラーメンを食べて解散。彼女は岡山へ、わたしは奈良へ。自立した大人の遊び方。新鮮で楽しい。

奈良は土砂降りなので宿までタクシー。道が狭いのに一方通行ではなく、わずか10分弱の工程でわたしが運転手だったら泣いてたなと思う場面が2度、脱輪の可能性があったであろう場所がたくさん。絶対運転したくない。

宿はバブル期に建てられたという一軒家。広くて設備が豪華。お風呂には打たせ湯とムーディー照明まであり、なかなかいかがわしい。

お部屋は和室。今回は6畳。電気は紐を引っ張るタイプ。寝たまま電気を消せるよう、紐にキャミソールを結ぶ。賢すぎる。

周辺は住宅が密集していて、道が狭くて暗い。夜、徒歩5分ほどのコンビニに向かっていたら心細くなってしまった。何もないどころか鹿すらいやしない。

最寄駅は安部元首相が銃撃された駅。偶然国葬の日に事件現場付近に泊まることになったが、事実以上の感想は特に浮かばない。

今のところ奈良はあまりハマっていない感じがしている。明日に期待。写真は駅にあった不気味なロボット案内所。目は光らせない方がよかったのではあるまいか。

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