2024年9月1週目の日記
2024/09/01
味噌汁を腐らしてしまった。具沢山にしたので、今回の腐らせが今夏3回目にして会心の一撃。つまり一番ショック。
家にこもって終日ドラクエに興じたが、9時前に切り上げた。すばらしい。
2024/09/02
久々に朝までぐっすり。昨日早めにドラクエを切り上げたのが功を奏した。
昨日は一歩も外に出なかったので今日は外に出る。とはいえスーパーへ行って帰っただけだけど、ようやくトイレットペーパーを買えた。今使っているのがラスト1個で、長らくほんのりと不安だった。
とうもろこしが一本100円だったので、9月にして今季初のゆでとうもろこし。色が薄くておいしくなさそうだけど、上手にゆでられたので実際はみずみずしくておいしかった。9月の夏セット。
2024/09/03
なんとなく外には出ない予感がして、ほぼ寝起きのまま1日を過ごす。予感通り一歩も家から出なかったけれど、とはいえ身だしなみは多少整えた方が精神衛生上は良いことを改めて実感する。気持ちがだらしなくなってしまう。
仕事の合間にドラクエを進めたので、夜は腰を据えて宮崎駿と養老孟司の対談「虫眼とアニ眼」を読む。
自然のディテールを感知する力を失った人間は、その感性を人間に向けている。だからいじめが深刻になっているのではないか、という説。わたしは人間に興味があるけど、自然の中で生まれ育っていたら関心分野は人間とは違う何かに向いていたのだろうか。
2024/09/04
今日も終日自宅デー。日曜日からほぼ家にいる。さすがに外に出た方がいいだろうという義務感で昼間外に出たら涼しくてびっくり。家にこもると季節の移ろいにも気付けない。
メルカリで売った商品を行政の郵送物が入っていた封筒に入れて発送したら「包装は何でもいいけどさすがにこれはちょっと…」というレビューがついた。何が問題なのか全くわからない。妙に腹が立ち、個人間のたかだか数百円の取引に商品とは無関係な過剰サービスを期待する愚か者め、と心の中で悪態をつく。
夕方から変なアドレナリンが出て仕事のあれこれを一気に処理する。ひと段落ついたのは21時過ぎ。「HUNTER×HUNTER」最新刊を読むには気持ちが疲れすぎていたので、2時間だけドラクエをやろうと思ったのに結局0時過ぎまで冒険の世界に入り浸ってしまった。
2024/09/05
ピンポーンの音で起きる。今朝の目覚まし時計はカクヤスだった。
パーソナルトレーニングでボロボロになった後、夕方の対面取材のため渋谷で乗り換えたら平成のギャルがいた。ローファーこそヒール付きだったけど、短いスカートにルーズソックス、スクールバッグにはぬいぐるみのマスコットがじゃらじゃら付いていて、金髪のロングヘアはパサパサで痛み切っている。後ろ姿しか見れなかったけど、自分の高校時代にタイムスリップしたかと見紛うほどの平成ギャルだった。
夕方の取材対象者は自分と共通点がたくさんあって楽しかった。今後も何かしらお付き合いが続きそう。
2024/09/06
お誕生日。0時ジャストに妹からお祝いのメッセージが来る。学生時代を思い出して少し懐かしい気持ち。
朝起きてベッドでダラダラしていたら父から電話が来て「いい歳になってきたな」「まだまだこれからだな」的なことを言われ、悔しいことにジーンとしてしまう。
以前取材した先輩から「記事読んで来た人を採用した」と連絡が来る。記事がバズるより何よりこういうのが一番うれしい。
同級生からのお祝いメッセージに共通するのは「何歳だかわからなくなってきた」。わたしは半年くらい前から38歳と自称した直後に、まだ37歳でしたという訂正を繰り返してきた。ようやく名実共に38歳。
差し迫った仕事もないのでドラクエをやる。ついに裏ボスのニズゼルファを倒し、ヨッチ村のボスも倒し、これでもうやることはあるまいと思いきや裏の裏ボスの存在が判明。もはやこの世界の真の敵は一体誰なのか。物語がブレそうだからという建前で裏の裏ボスが強すぎるという本音を隠し、これにてドラクエは終了。
せっかくお誕生日なので、初めての一人寿司カウンターにチャレンジする。わたしの席は中央で、両隣はそれぞれ3人組。左側の3人組はおそらく趣味仲間の女性たちで、わたしの隣のお姉さんはビールと焼酎と白ワインを同時に飲みながら、「いることで邪魔になるくらいなら死んで保険金になってほしい」と夫をこき下ろしていて豪快だった。
右側の3人組は常連らしく、大将ともちょこちょこ話しており、わたしの入る隙間はない。カウンターでお寿司を食べたことはあるけど、一人だと勝手が違うんだなと新たな発見。
ひとまず今夜で一人お寿司レベルは2に上がった。旅先で各地域のお寿司食べるのはおそらく相当楽しいことにも気づいた。ここから経験値を積んでいこう。
2024/09/07
寝る前に「HUNTER×HUNTER」の第四王子の念習得シーンを読んだ結果、部屋にぶちまけたメロン果汁にアリと小蝿がむらがり黒いワタのようになっていて、それを掃除機で吸ってみたけどどうにもならず絶望する夢を見て2時半に起きた。最近のHUNTER×HUNTERは寝る前に読むものではない。
美容院で髪を切り、おやつを買って自宅に戻り、ようやくHUNTER×HUNTERの最新刊に辿り着く。小学生の頃読んでいたHUNTER×HUNTERとはもはや別作品。
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