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奈良の寺の裏で悟るドラクエの真理

今日でいったん東京に戻る。その前にわらび餅を目当てに再び近鉄奈良駅へ。

まずは散歩がてら二月堂に向かう。今日も遠足や修学旅行と思われる学生がたくさん。二月堂は渋くてすてき。

しばしベンチで休憩し、順路を無視して二月堂の裏へ回る。裏にこそ珍しいものがあるのではないかという発想はきっとドラクエ由来。事実、裏側ではお坊さんが修行的なことをしていた。やはりドラクエは真理。

オープンワールドで駆け回るって大変なことだな……と目の前の風景とゲームのフィールドを重ね合わせる。

お仕事でお世話になっている奈良出身の方から教えてもらったお店でお目当てのわらび餅を食べ、お土産のわらび餅も買い、同じく教えてもらったお店で柿の葉寿司を買って帰路へ。

わらび餅もおいしかったが、期間限定で売られていた赤飯おはぎが好きだった。赤飯って妙に好き。

散策中、マカロンの自販機を見つけた。マカロンを欲する人と自販機のお手軽さの相性が悪すぎるのではなかろうか。しかも価格は2個500円、3個750円とだいぶ強気。店内でも買えるようだったけど、この自販機の狙いは何なのだろう。

カメラをかざすと金額が消える不思議な仕様だった

京都から自宅までの所要時間は、奈良の宿から昨日行った天河神社までの所要時間とほぼ一緒。たかがこの程度の距離なんだよな。

あまりゆかりのない関西、ちゃんと回ってみたら地域ごとの違いや立ち位置が垣間見えて面白かった。来月は大阪と和歌山に行く。まだ兵庫と滋賀、近畿と捉えれば三重も残っているので、年内はそのあたりをうろうろするつもり。

自分が動けば世界も動く。変化を欲するなら自ら動くしかないという何度目かの当たり前を実感した9日間。そういえばこんなに家から離れたのはコロナ以降初かもしれない。日常に飽き飽きしていたけど、納得の退屈だったんだな。


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