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健康寿命や若返りに興味のある方は読んでみてください

こんにちは、金谷です。

先日、東京大学大学院医学系研究科、臨床カンナビノイド学講座開設記念シンポジウムに参加致しました。

CBDを中心とするカンナビノイドが何にどのように作用するのかといった研究は、まだまだ足りないと言われています。

日本でもCBD市場は2019年から2023年の4年間で10倍となっており、今後も拡大傾向にあるなかで、合成のCBDや粗悪な原料を使った製品が出てくることを懸念し、このような研究室を2023年4月から設置されたとのことです。

国内でのカンナビノイド臨床研究についてはアンケートや症例の報告がほとんどで、科学的な臨床試験は実施されておらず、エビデンスが確立されていないということで、
CBDの有効性を明らかにする国内で最初の研究室が設置されました。

主に皮膚疾患に関する作用についての研究がされるということで、現状うたわれているリラックス効果などについてエビデンスを確率するといったことではないようですが、

「全ての人々に活力ある人生を」といった理念を掲げられており、皮膚疾患に対する薬剤としての研究、新薬の開発目的だけではなく、

「QOLの改善をその先に見ている」といったお話をされておりました。

私が考えていることは、薬による対処療法は必要だけれど、一時的な対処だけでなく、対処した後同じことを繰り返さない、そして良い方向に向かっていくことが必要だということです。

元々の自己免疫疾患の場合や医療について私が言えることはありませんが、医療の恩恵を受ける側として気をつけたいのがここです。
対処してもらえるから健康に気を使わなくてもいい、また薬をもらえばいい、新しく「良い」とされ流行っているものならなにか変えてくれるだろう、という考え。

日本は保険治療でほとんどのことが賄える分、「予防」への意識が低いと言われています。健康寿命について最近では話されるようになってきましたが、まだまだ個々人の意識は低いかもしれません。

というか、だからといってなにを変えてどうすればいいのかわからないのかもしれませんが…。

こういうときって結局「基本に立ち返る」ということが何よりも大切なんじゃないかと思います。
私達人間という生き物に本当に必要なものが何なのか、いらないものはなんなのか。
体も心も本当はどんな状態で生きていければ心地よいのか。

シンポジウムでのお話の中でCBDの活用で期待されていることは、治り、良くなるだけでなく、細胞から変わっていくというところでした。
抗酸化作用についても具体的に研究がされておりデータも発表され、老化予防に関する世界初の研究結果も示されていました。

いま私達は、心も体もボロボロにするような生活が馴染みすぎているような気がします。当たり前になっていて、それを繰り返して、酷くなったらお金を払えばなんとかしてもらえる。そしてその繰り返し。
だいたいみんなそうだし、愚痴を言いながらもそういうものだと思っている。

私達が健康で生きている時間はどのくらいなのでしょう。先の寿命の話だけではなく、あなたが20代、30代だとしても。健康で生きていた時間はどのくらい?

CBDを中心としたカンナビノイドは、私達の体内にあるエンドカンナビノイドシステムに働きかけ、また私達人間自らが内因性カンナビノイドというものをつくりだしています。カンナビノイド受容体も体内の至るところにある。しかし脳と心臓部分にはないため過剰摂取による危険性もほとんどないとされている。「カンナビノイド」というものが私達人間に必要なものだったということがこれからどんどん広がっていくことを期待します。

なによりも、東京大学大学院による研究室からの研究結果の発表というのは、日本人にとって説得力や納得感のあるものとなるでしょう。
CBDが正しい理解で広まり活用されるよう今後も情報を得ていきたいと思います。


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