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どちらも選べるけどこっちがいいが心地良い。

北海道移住生活10ヶ月目。
そろろそこの始まり方も終わりにしようかと考え中です。
もうそろそろ何ヶ月目か考えないとわからなくなってきました笑。

今日宿で一緒に住んでいるヘルパー仲間とお話していて気がついた事について書いておこうと思います。

以前の記事で、真逆の人から気づくことはたくさんあるという事について書いたと思うのですが、今日はそれに少し近い新たな発見があったので忘れないうちに脳内整理です。

私はもともと香川県で車を所有して生活していたのですが、現在は北海道で車なし生活をしています。それは車ありの便利さも知りつつ、でも車なしの生活も体験してみたいという気持ちで最初は始めました。でも思いの外徒歩生活のメリットの多さ、自分のライフスタイルへのフィット感で今現在も車なし生活。1年前の私からは想像のできない選択でした。

この選択が私が車に乗ったことがない上での徒歩生活だったり、車生活しか知らないのに、徒歩生活なんて不便でダメだ。となっていたのなら全く別の話になっていたのではないかということに気づかせてもらいました。

今日、ヘルパー仲間と一緒にピザを食べていた時に教えてもらったお話です。
私と宿に泊まっていたゲストさんとの会話を少し離れた場所から聞いていたそうなのですが、「もともと香川では車生活だったんですが、北海道に来るタイミングで一度車を手放して徒歩生活をやってみると、意外と何も不便じゃなかったんです。」的な内容を私が喋っていたそうです。

それを聞いていたヘルパー仲間は、真逆の選択肢を実際にどちらも経験してから選ぶということは、片方しか知らない状態での選択とは全く別物だなって感じたそうです。

どちらも選択することができるけど、両方を実際に体験して、どちらの良さも不便さも知った上でそのどちらかを選択する。そういう選択の方法であれば、今後環境や立場が変化したとしても選択を変えることができる。そしてそのどちらかに完璧に振り切るのではなく、自分に合った微調節をすることも可能になってくる。

片方しか経験していないけれど、向こうは不便そうだ、私には向いていなさそうだ、であれば、自分の生きやすさに自分で制限をかけてしまうことになるんじゃないのかなということに気がつきました。

私のなんでもない会話を拾って、こうやって少し違う観点から思ったことを伝えてくれるヘルパー仲間にはいつも新しい感覚に気づかせてもらってとても感謝しています。
後からピザを食べながらそんな話を聞いて、だとすればどちらもとりあえず経験してみるというのは、今後の生きやすさに大いに繋がっていくのだから全然ありなのかもしれないと思いました。

こうやって思い返してみると私の人生振り切ることだらけだったような気がします笑。子供時代は友達0からの今はゲストハウスなどで色んな人と毎日一緒にいる生活、仕事もハードな肉体労働から公務員まで経験、食べ物も元々ジャンキーからのアレルギーきっかけで1日2食のシンプルな食生活に。少し考えただけでもたくさん出てくることにびっくりしました。なんだかネタの多い人生だと思っていましたが、もしかしたらこの両極端を無意識に経験することを自分で選択していたのかなっとふと思いました。

どちらの世界も実際に経験してから選択することでどちらかではなく、自分にちょうど良いどちらもを選択することが可能になるんだと思いました。
そうすればどちらかに自分を当てはめなくても、微調整すれば無限に選択肢ができてくるような気がします。まだ経験していないことはたくさんありますが、一度経験するだけでこんなに生きやすくなるのであれば、これからもどんどん自分にはない選択をとりあえず選んでみることもありなのかなと思ったお話でした。

おわり。

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