見出し画像

許せないことも、伝えてみよう

こんばんは。ナツミです。

誰にでも「許せないこと」があると思います。

わたしの場合「他人を見下す人」を見ると、許せない気持ちが湧いてきます。

いわゆる発言や行動に出す明から様なイジメはもちろんですが、社会人になるとありがちな陰湿な嫌がらせとか、上司だからといって部下に対して失礼な物言いをしても許されると思っている人とか、他人を見下す態度や扱いをする人が目の前にいると、何だかイライラした気持ちが湧いてきます。


許せないということは大事な価値観であるということ

もちろんそれをうまく受け流せる人もいると思うのですが、わたしはそういう場に遭遇すると、感情がザワザワします。つまり感情的になっているということ。

同じ状況に出くわしても何も感じない人や、うまく感情を処理できる人もいるのに、わたしがザワザワするのは、自分にとって重要なことだということです。

わたしは「立場の違いがあっても、人は敬意をもって扱われる権利があるし、敬意をもって扱う義務がある」と実際に思っていて、きっとそれがわたしにとってのかなり大切な価値観です。

そんなふうに許せないことを深掘りしていくと、自分の価値観が見えてきます。


許せないことを表明しておくことが自分を守ることにもなる

許せないことが自分の大切な価値観ということは、つまりは自分がされたくないこと・したくないことでもあります。

わたしは「人は敬意をもって扱われる権利がある」と思っているということは、よく考えてみると「人から敬意をもって扱われたい」と思っているということでもあります。

だから、「許せないこと」を周りの人に伝えておくことが、ひいては自分がイヤな気持ちにならなくて済む方法でもあると思うのです。

普段から周りの人に「人を見下す人って許せないんです」って言っている人を見下そうとする人はあまりいないのではないでしょうか。

みんな、できるだけ人を怒らせたり悲しい気持ちにさせたりしたくはないですもんね。

だから普段から伝えておくことで、自分がイヤな気持ちになるきっかけを減らすことにもつながります。


マイナスな感情は伝えない、のは、もったいない

「許せないこと」に限らないのですが、「怒り」「悲しみ」「怠惰」「妬み」など、マイナスな感情を他人に伝えてはいけない・伝えるのが恥ずかしい・抵抗がある人は多いかもしれません。

けれど、伝えておくことで、周りも理解してくれて、うまく距離を保てることが往々にしてあると思います。

もちろん伝えるタイミングや伝え方は考える必要があります。
(ポイントは「感情が収まっているときに話すこと」と「当事者ではないこととして話すこと」だと思います。過去に第三者にされてイヤだったとか、友達がこんなことされたと聞いて自分は許せないと思ったとか。)

伝えたら、離れていってしまうかもとか、良い人だと思われなくなるかもと不安に思うかもしれません。

でも、人は意外とそんなことで離れていったりしません。
むしろ勇気を出して話してくれてありがとうと思うかもしれません。

もし今、許せないと思う何かがあるなら、自分の気持ちやその理由を整理して伝えてみるのも良いかもしれませんよ。

きっとそれが、小さくて大きな一歩になるかもしれません。



この記事が参加している募集

サポートしてくれたら泣いて喜びます。