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教員という身分を失ったらどうなるか

※一般的なことでなくて他の人が語らない、リアルな体験話を多く含んでいます
※筆者が損をした・失敗した経験を正直に書いています
転職活動や、退職前後に出入りしたお金についても触れています

※1年前の自分なら、この話を1万円出しても聴きたかったです。


◆このnoteを読まなくていい人◆

・教員を辞める気が1ミリもなく、余計なことを知らずに定年まで勤めたい人
・退職する教員は馬鹿だと思っている人
・教員を平穏無事に続けられる自信のある人


◇このnoteを読んだ方がいい人◇

・教員を辞めたいと思ったことがある人
・教員を続けたいと思っているが何か不安な人
・教員を辞めるか続けるか迷っている
・教員について、いろんな情報を得たい
・退職した人が身近にいない
・教員を辞めることになっても失敗を最小限にしたい人
・ブログなどに当たり障りなく書かれていることでなく、具体的な体験を聞きたい人




コロナの影響で部活動なども落ち着きを見せているかと思う中、土日も連勤している過酷な残業の現実は変わらない教員も多いようだ。相変わらず、オンライン授業も普及せずに、分散登校などでよりハードスケジュールになった教員の仕事に対する疑問も高まった人が多いかもしれない。労働量が著しく増えているのに、世間の人に同情されにくい状況。「教員を辞めたい」と願いと続けている人はどんどん増えている。

しかし、退職して新しい職探しをするのもいかがなものだろうと立ち止まっている人も多いと思う。不景気な今こそ、経済的な面でより警戒する気持ちは強くなる。

教員を辞めた筆者が2ヶ月程経って、身をもって体験したことをこの記事では紹介していくつもりだ。


「教員辞めたらどうなるんだろう」
「辞めたら損することは何か」
「辞めても生活していけるのか」

このようなことが気になっている方のために、わたしが実際に経験した本当にあった怖い話的なことをいくつか正直に書いていく。

わたしの実体験なので、あまり他で言いふらすのはやめてほしい。知り合いには言えないネタもここに記している。

それは、つまり「知り合いにも言えないくらいやばいこと」も発生したということでもあるのだが。



教員を辞めたらどんなに大変かを、辞めたい本人もわかってないし、引き止める先生たちもしっかりわかっていない。大変なのは大変だが、具体的に何が大変なのか、誰も教えてはくれない。誰も経験しないとわかってない。

この記事は、「こんなことになるなら、辞める前に誰かが教えてくれたら……」と、誰もが思うだろうことを詰め込んだ内容にした。わたしが辞める前に知りたかったことを、惜しみなく書いたつもりだ。一年前の自分に読ませていたら、もっと幸せになれる行動を取れていただろうと確信する。

辞めてからのことをあまり誰も公に語りたがらないし、まとめてくれる人も少ないと思う。そもそも教員を辞めた事例がまだ少ないので、知る機会も少ないだろう。

教員を辞めるに至った先生は、相当追い詰められて辞めた場合も多い。病で苦しみながら自分の治療に専念するしかない状況では、なかなか人に語る元気はないだろう。しかし、誰かの経験談を聞けば、損することは少なくなるはずだから、まだ少し元気なわたしが思い切って語り、これから教員を辞めるか続けるか迷っている人を救いたい

わたしは身銭を切るどころの話ではなく、人生を切り売りしている。誰にでも自分の人生を犠牲にして、掴んだ体験話をしようとは思っていない。知りたいと思って行動した人に、過去の自分が知りたかったことを、渡したい。


ここで1000円払ってみるか、生涯賃金〇億円を捨てるか、それはみなさんの判断に任せる。




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