(1)英語ネイティブとは発想が違って当たり前!思考の違いは言葉にあった
英語でしゃべる人。
日本語でしゃべる人。
言語が違うと絶対に、考え方が違うんだと思う。
とずっと思ってきたけれど、この間また新たな確信を得ることがあった!
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定期的にやっている、国際交流会。前年度までは英会話の練習の場として設けてきたけれど、今年度からは英語だけにしないで、日本語と混ぜ混ぜでやっている。
ここで、この前、留学生が二か国語で自己紹介をする機会があった。
1人ずつ、名前、学年とクラス、など基本的なことを言って、最後に一つ自分の好きなものを言うというカンタンなもの。
留学生の中でも、在日歴が特に長く、日本語も英語も長けているアジア出身の子が自己紹介をした。
「My name is XX. I am a --th grade student, taking XX course, here at XYZ school.」
「私はXYZ学校のXXコースで勉強している、--年生、XX(名前)と言います。よろしくお願いします。」
と、彼女は普通の顔をしてこんな大差のある自己紹介をやってのけた。
そうだった。。。日本語と英語では、情報を伝えるときの順番さえ真逆の言語だった!!!!
ということを、この子のおかげでこんなに面白くて興奮するようなことを思い出した。
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日本語では、必ずといっていいほど、所属する会社や学校など大きな情報から始めて、それから部署、そして名前を言うことが自然だろう。
しかし、英語では、一番具体的な情報、つまり「マイネームイズ」から始めることがほとんどだ。
英語での情報提供は、必ず
マイクロ:より小さく具体的
↓↓から
マクロ:より大きく全体的
という流れになり、
対する日本語の情報提供は、
マクロ:より大きく全体的
↓↓
マイクロ:より小さく具体的
という流れになる。
これを、二か国語と両文化が達者な彼女は、それぞれの言語でそれぞれの言語文化に合うように、きちんと喋ってくれた。
実は、ここで日本語がそこまで上手ではない留学生は、日本語で言っているのに、英語の順番になることがある。
「私の名前は、XXです」
と名前から始める。口から出ている言語は日本語であっても、思考が英語よりだと、こうなる。
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私が最初に、英語と日本語では、情報提供の順番が違う!と感じたのは、住所だった。
日本での自分の住所の英語での言い方を自分で調べたのは高校生のときだ。
例えば、
徳島県XX市OO町123-4 国際マンション101号
というような場合、英語にすると
101-123-4 OO Town, XX City, Tokushima, Japan
となる。(番地が先で部屋番号の場合もあり)
一番具体的な、部屋番号から始めるのが、英語だ。
高校生の時に私は、
「え?なんかイメージしづらくない?」
と思ったものだった。
日本語の住所の中に「日本国」というのは省略されているけれど、
国>都道府県>市、町>番地>部屋番号
のほうが、私の頭の中では、整理しやすい。いきなり、こういう情報を言われたときに、近くに住んでいなければイメージしにくい番地なんかを言われても、ピンとこない。
けどおそらく、英語ネイティブは、きっと逆の順番でイメージをしているのだ、、、、、!!!!
住所だけではない。他のことだって、きっと!
興奮してきたので、つづく。
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