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#006<ライフ>:Have a nice day!を嫌な人にも言ってみる

英語の表現の中で、いくつか好きなものはあります。

"Have a nice day!"(良い一日を!)

はその中でも私がずっとずっと好きな表現です。

相手が誰であれ、何を普段している人であれ、大人であれ、子供であれ、身分を越えて「今日が良い日でありますように」と祈るのは、とても平和な感じがします。

"Have a nice day!"と言うと、相手の幸運や健康まで願える気がして気持ちがいいので、英語が分かる人なら私は別れ際に必ず言うようにしています。

逆に、誰かにこうやって言われた時は"Thanks!"と言って、一瞬でも私の一日を祈ってくれた人にお礼を言います。

日本語では「行ってらっしゃい」がありますが、これを使うのは、家からどこかへ行っていなければおかしい気がします。つまり、家族内で限定の祈りなのです。

その点、"Have a nice day!"は、家族だけでなく友達でも、知り合いでも、たった今初めて言葉を交わしたばかりの人にでも使えることができます。ちょっと幅が広いところがまた、英語文化な感じがして好きです。

英語を習得している人ならぜひ日本でも使って欲しい表現なのですが、上級者になるともうちょっとこれに幅をきかせてほしいのです。

自分が「ちょっと苦手だな」、「嫌いかも」と思うような相手に、日常生活の中に出くわすことがあります。職場や学校、ママ友のサークルの中で、全部が大好きな人ではいられないのが人間関係の難しいところ。

でも、あえてそういう人たちに対して、"Have a nice day!"と思いきって余裕をもって言ってみると、自分が一回り大きい人間になれたような気がします。

(相手が日本人だったり、英語でいきなりこう言うのは、とためらう時は、心の中でこれを言い放ちます。)

自分にとって、苦手だな。。と思う相手も、きっと色々あるのです。

イライラしていたり、家族で何か問題があったり、子供のことで悩んでいたり、親の介護で余裕がなかったり。。。たまたま相性が悪いという時もあると思います。全てのタイプの人を好きっていうわけにはいかないです。

子供たちができて、彼らに振り回されると私はそういうこともあるのだなと学びました。不本意にアンハッピーになる事が増えたからです。なにしろ、子供たちは私のペースで食べたり飲んだりトイレに行ったりということをさえてくれないのです。寝不足がデフォルトなんかになると、全てが狂ってきて、自分のことはもちろん、人のことがおざなりになることだってありました。

でも、自分が大変な思いをしたお蔭で、人にはそういうカツカツになって余裕が全くなくなる時期があるというのも学びました。

「あの人、あんな態度を取らなくてもいいだろうに」と思う事は簡単ですが、違う場面では自分が同じようなことをしている可能性だってあるのです。

そういうことを全てひっくるめて、身近な人にも知らない人にも

"Have a nice day!"です。

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