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Groove's POT

 代官山の晴れたら空で豆まいて、Groove's POT。
 SWING-Oさんをはじめ、手練れだらけのスペシャルセッションライブを鑑賞した。

代官山駅からほど近くにある晴れ豆
この日がはじめて
中で並ぶのかと思いきやまばらな椅子が列だった

 この少し前にあったUEBOさんの対バンライブにも伺いたかったのだが、仕事上都合がまるっきりつかなくて断念。
 この日は他の予定を入れていたのもあり、平日だけれどそこから休憩を挟み、ゆったりとライブへ行けた。
 
 インストセッションからスタート。これがもう初っ端からたまらない。椅子に座ったまま身体がリズムを刻む。
 ホーンばりばりの編成はやっぱりいいなあ。

流石の大御所ー!

 ゲストボーカルを呼び込み、新たな命を宿したJUDYさんの歌。はじめて聴いたが、深い包容力を感じる芯のある声が心地良い。

 大好きなスティービーの「Isn't she lovely」からはじまり、「YOLO」など。全体があたたかいバイブスにつつまれた。客席とのコールアンドレスポンスも和やかに。
 「Go your way」コロナ禍で道を見失いそうな時に生まれた、ネガティヴな気持ちからのエンパワメントなメッセージがすてきだ。

 UEBOさんはもうほんとに最高よね。ギターも歌も。

 こちらもカバーの「Englishman in New York」からスタートしてオリジナルへ。「Memories」「Old Song」「Can't take my eyes off you」「Milk & Coffee」
 絶妙な歌い回しに、豊かなロングトーン。遠方からのお客さんと視線の掛け合い。存分に聴かせて魅せるステージだった。

 出演者全員でのセッションでは、「Lovin' You」に「Isn't she lovely」の織り込み具合が粋。そして秋に出産でお休みに入るJUDYさんへのメッセージがまた粋。

 大人の魅力満載。ホーン隊が入るライブは、やっぱり気持ちがあがる。アドリブで笑顔がこぼれるセッションならではのよさを、しっかりと堪能した一夜だった。

 足早に帰ったら充電ケーブルをなくしてしまって苦笑。またやった!
 ゆずスカッシュとブリトー美味しかったな。

なつめ がんサバイバー。2018年に手術。 複数の病を持つ患者の家族でもあり いわば「兼業患者」