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入院に役立ったものリスト

乳がんによる乳房全摘・再建で、これまでに役立ったものを覚え書きとしてまとめてみる。
 

1.物品

すべて100円ショップで入手可能。

【S字フック・カードリング】
◇入院
入院におけるお役立ちアイテム。
ベッドサイドに物を吊す、イヤホンコードを巻くなど、ベッドまわりの機能性を高める。

【ペンスタンド】
◇入院
後述の替えストローやハンドクリーム、小さなマウスウォッシュ、トラベル歯磨きセットなどをまとめておける優れもの。
お片付けが便利になる。

【ジップケース+コイルストラップ】
◇入院・通院
入院時のみならず、通院にも便利な神アイテム。
診察券やお薬手帳などをひとまとめに管理。
バッグを変える時もこれを付け替えれば万全。

【アイピロー・アイマスク】
◇入院・退院後
眠れない夜のマストアイテム。
病棟は消灯後も少し明るいので、明るいと寝られない人にはうってつけ。
ちょっとグレードアップして香りつきタイプにすると、周囲の匂いもごまかせる。

【プラスプーン・フォーク】
◇入院
利き手が上手く使えない時に。
落とす→洗いに行く、はちょっと面倒臭い。
そんな時のために、少し準備があると心強い。

【ペットボトルキャップ・ストロー】
◇入院
片手が不便な全摘勢にはお勧めのアイテム。
特に利き手が不便な時に効果あり。

【ふた付きコップ】
◇入院
ストローが挿せるとなお優秀。
どうせ用意するならばふた付きがベター。
ふたを使わないなら外しておけばいいだけ。

【ループつきタオル】
◇入院
S字フックやカードリングと組み合わせて使う。
ベッドガードに取りつけておけば便利!
電動ベッドを上げ下げしても落ちないのは最高。

【ボディシート】
◇入院
清拭時以外で腕などを拭きたい時に。
大部屋の入院やウェットティッシュ代わりに使うなら、無香料タイプがお勧め。
くれぐれも傷のある部分には使わないこと。

【折りたたみコーム】
◇入院・退院後
前述のペンスタンドに引っ掛ければ、探したり取り出す手間も省ける。
退院後もポーチに入れておけば外出先でも使えるので、無いなら買っても無駄にはならない。

【ロングコードタイプのイヤホン】
◇入院
短いものは使いにくい。
ロングコードのものがお勧め。
延長コードがあれば、手持ちの短いイヤホンも使いやすくなる。
意外にも100均で入手可能。

【ヘアバンド】
◇入院中(特に術後すぐ)
髪が洗えない状況なので、すっきり隠したい時に。
勿論、顔を洗う時にも便利。

鏡はスマホアプリやカメラ機能で代用可能。
大概は洗面にもついているので、取り立てて無くても問題ない。

ひとりでの入浴許可(シャワーのみ)が出た時に便利だったのは、ミノン全身シャンプーのミニボトル。髪も顔も身体もこれで済むので、入院時は勿論のこと、退院直後もとても楽。これは100均でなくドラッグストアなどで入手可能。 

 

 

2.服装

【スカーフ・ストール】
◇入院(再建あり)・退院後
入院中はマーキングが首もとまで描かれるので、院内散策や見舞い来訪時にそれを隠すのに便利。
退院後もブレストバンド(マンモバンド)がチラ見えするのを防げる。
節約したいならば100均でも入手可能。

【介護インナー(トップス)】
◇入院・通院
看護師さんに大ウケした神アイテム。
前開きなので、ドレーン等を通せる。
手が上がらない術後、着替えのし易さは最高。
肌にやさしく蒸れにくい。診察にも便利。
可愛さよりも実用性を重視するならば、まさにイチオシ。

【インナー(ボトムス)】
◇入院・退院後
Twitterのフォロワーさんも仰っていたが、入院時には少し大きめのサイズが着替えやすい。
植皮再建をするならば、ボクサーブリーフタイプで装飾なしのものがお勧め。
綿混の無縫製タイプは肌あたりがいい。

【無縫製ブラジャー・前開きブラジャー】
◇入院前・退院後
どちらも診察や検査に便利。
お勧めは肌にやさしい綿・綿混素材。
縫い目がドレーン痕に当たらない方が、痛くなくて楽。
ブラジャーはつけるタイミングや形について指導があるので、主治医に従うこと。

【前開きブラウス】
◇退院後
手が上がらない術後に。
マンモバンドのずれを直すのに、いちいち全部脱ぐのは面倒くさいので、そこでも役立つ。
ボタンを少し外して対応できるブラウスは便利。
前開きインナーの中心ラインが目立たないのも利点。ブラウス難民には、ユニクロがお勧め。

【ウエストゴムのボトムス】
◇通院・退院後
金具・ボタン・ファスナーなしならば着替えが楽。イージーパンツもあり。
こちらも、困った時のユニクロ系列頼み。しまむらも優秀。

 

「これが必要」というわけではなく、わたしが用意して良かったもの。

忘れているものがあれば、順次追記。

なつめ がんサバイバー。2018年に手術。 複数の病を持つ患者の家族でもあり いわば「兼業患者」