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患者が社会に出来ること(の、ひとつ)

患者になり、サバイバーになる。
そうすると、今まで見えていた景色が違って見えてくることがある。
大変良くない意味でも。

とても親切な人の話に登場してくる、お高いサプリメント。
健康は体づくりからだから、と紹介される食事療法。
本屋にふらりと立ち寄れば、まるで治療をしないことが是であるかのような書籍。

くらくらするほど、この世は耳障りのよい毒に満ちている。エビデンスもないそれらは、時に医師によって権威付けさればらまかれる。そして、悪意のない人の手によって患者へと運ばれる。

治療中、こと入院中は社会から遠ざかりがちだ。
社会とつながり、有益なことをするためのごく簡単な情報がある。

ちょっとこれは拡散するべきかなと思った。患者の立場だとトンデモ似非医療の話はよく目に付くから、目に付いた時点でポイするといいと思うの。

https://t.co/W0nqbm5h2O

思わずツイート。

これでしょう。

非医療者の患者でも、医療をとりまく状況を良くするためのアクションが起こせる。
いや、むしろ患者だからこそ、そうしたものに気付きやすいのではないだろうか?

インターネット上で展開する医療機関のあやしい宣伝文句、通報出来ます。

これは大きいと思う。わらわらと集まった似非医療情報を、サクっとポイっと投げ込めばいいだけ。
患者にも出来ることはある。あるのです。

なつめ がんサバイバー。2018年に手術。 複数の病を持つ患者の家族でもあり いわば「兼業患者」