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想像がつかないのは想定内です

がんは誰でもかかる、生活習慣が良くてもかかると言ったところで
「若い時に、煙草プカプカやってたりして」
だの
「そんな顔してお酒好きだったりするんじゃないの?」
なんてのたまわれると頭を抱えてしまうなつめです、どうもこんばんは。煙草も酒も要りません。酔うならムードに酔いしれたい。

FHの患者も身の回りにいますが、
「でもやっぱり、油ものばっかり食べているんじゃない?」
「生活習慣だよな」
なんていう言葉を掛けられたこともあります。煮物と豆腐とお蕎麦が好きなのは許されますかね?
うつ病の人に関して
「でもやる気を出して頑張らないと」
なんて言った人も。無知であるとはいえ、うーん地獄かな?

これね、説明したところでわからない人は本当にわからない。わかってくれない。所詮他人事なんです、そりゃそうだ他人だもの。
それはまあ、もうとっくに想定内です。

わからないことは、その人にとって幸福。
そう思って苦笑いすることも多々。

ただ、話してわかる人には、わたしが話すことが許される状況であれば話すようにしています。
それがいつか、誰かの痛みを和らげるかもしれない。そのための労力であれば、まあお安いものでしょう。
 

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余談だけどNAFLDも誤解されがち。
アルコール飲まなくても腹囲がメタボ基準を下回っていても、非アルコール性脂肪性肝疾患になる可能性があります。

なつめ がんサバイバー。2018年に手術。 複数の病を持つ患者の家族でもあり いわば「兼業患者」