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殻を外してみること

このnoteは、サバイバーとして思ったり感じたことを書き留めておこうと始めたものだけれど、今は雑多になっている。

いや、あえて雑多にした。

わたしの生活は病気でできているわけではない。
むしろ他のたくさんの要素の中に、たまたま病気がやってきただけだ。
呼んでもないのに。

で、今アクセスの多いのはこちら。

需要とは。

わかる。

それはそうだ。

だってね、生活自体そうだもの。病気だけで括ると、資料としては纏まるけれど、抜け落ちるものが多い。

でも不思議なことに、SNSで患者ですよと明かしたアカウントをやっていると、
「病気のことだけ呟けばいいのに」
「そんな呟きいらない」
なんて言われたりして、外されることもある。それはその人の自由だけれどね。

殻を外して、鎖を千切って、好きなようにやってもいいと思うんだけどな。迷惑をかけまくったり、他の人に害を及ぼさない範囲で。
ただでさえ「患者はかくあるべし」なんて理想論が、べきべきべしべし溢れているのだから。
そしてその理想に合った(ように見える)患者さんが代表として持ち上げられたりね。
うーん、それって都合よく利用されているような、なんて思う節も時々・・・・・・いや、これは今はやめておこう。書くとしたら、きちんと。

迷ったり、立ち止まったり、よそ見をしたり、別のものを楽しんだり、時にぼんやりしてもいいじゃない。
人間だもの、ね。

記事にアクセスいただくのは大変ありがたい。
ありがたいけれど、相変わらず好きなように書く。
その好きなようにとっちらかったものの集まりが、わたしという人間だから。
 
 

なつめ がんサバイバー。2018年に手術。 複数の病を持つ患者の家族でもあり いわば「兼業患者」