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こざかなノート

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有象無象、日々の雑感を纏めたマガジン。小賢しいって嗤わば嗤え。
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記事一覧

カナリアの背中

 SNSで怒るのはみっともないとする人たちは、怒ってくれた人たちにタダ乗りしていないか──…

なつめ
4か月前
3

a taster

 若くして病で立ちゆかなくなったり、若くして亡くなった、と呼ばれる範疇にいる人。理由はそ…

なつめ
5か月前
2

update,outdated

 わたしが好んで聴いているバンドのボーカリストは、よく自らを指して「ただの音楽好きのあん…

なつめ
5か月前
2

困難と感謝、そして定点

 障碍者に対して感謝が足りない、わきまえろといった論調が俄かにSNS上で活発化しており、そ…

なつめ
6か月前
10

星屑みたいな

 不思議な縁の話を聞いた。某氏と、一緒に入社した人。転職組が打ち合わせ一切なしで同時に退…

なつめ
6か月前
9

日曜雑記帳

 今週末はグールドを読もう。確かにそう考えていたのに読みたい本は手元になく、さりとて雪が…

なつめ
6か月前
7

選択と余白、線引きについて

 某社の出版差し止めの話題から展開して、キャンセルカルチャーと批判の線引きのことをあてどなく考えていた。  某社については些か気の毒なようにも思うが、内容には原著未読のため触れられない。ジャンルを問わず発表されたものはその瞬間から批評論評の対象になるものではあるが、良書であれ悪書であれ目にも触れないという状況になったことについては思い巡らせてしまう。  物事に対して批判的なスタンスをとる際には、個人的な感覚が世間と著しく乖離してはいないか、思考の前提が間違っていないか、複数

師、走れない

 公私にわたり長年のパートナーである某氏が退職する。華々しい転身や定年退職ではなく(そん…

なつめ
9か月前
26

20231211

 このところずっと考えていた。  誰かを責めるとか何が正義だとかいう文脈ではない。  「…

なつめ
9か月前
2

自らを語らずに何を語るか

 わたしはTwitter(現X、以後Twitter)が好きだ。だがTwitterの没落など、正直とっくのとうに…

なつめ
9か月前
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火加減あるいは主体性のはなし

 たとえば、ヘッダーにあるようなマフィンにしても、気が向くからつくるんだよな。  いやマ…

なつめ
9か月前
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文字と捻子

 さっさとThreadsを開設したものの、何を呟いたらいいのかよくわからないような気持ちになっ…

なつめ
1年前
2

necessary? or

 ヘッダー写真は珍しくスマホで撮った月。薄雲が光を拡散していた。天体だからといって、毎度…

なつめ
1年前
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推し活を押し喝にしないために(Twitter等SNS上での問い合わせについて)

 敢えて誰の何とは限定せずに書く。  音楽を雑多に、思うまま気楽に楽しんでいると、いつの間にか「古参」「よく知っている人」とのイメージが付与されていることがある。  それはそれで好きなように思っていただいて全く構わないのだが、ことその界隈で揉め事が発生した場合、何故か問い合わせや意見を求めるコメント(その殆どはDM)が数多く寄せられることがある。  そしてその大半は、こんな酷いやつがいるから加勢してくれといったニュアンスが色濃いものだ。正直、困る。困り果てる。  ファン同士