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失敗談を話すことで近付きやすくなると上司に言われ、言い続けた結果、効果を感じ始めたはなし

こんばんは。
なつめ(Natsume__st) です。

本日は平日には珍しく、お休みです。
こないだ土曜日に、大学の就活イベントに出ていたためその振替休日。

休みなのに、社用携帯を定期的にチェックしてしまうのはどうも癖ですね...休みに社用携帯なんて気が休まらないと同僚には言われるけど、見ない方が私は逆に気が休まらない。笑


昨日、こちらのイベントに参加しました。

採用広報という部署や役割は弊社にはないもの、採用担当としてめちゃくちゃ気になるテーマ。
結果、早速noteを書き始めるに至っています。


中でも、note proを法人で始めるにあたって、の時に話されていた
成功事例やhow toの公開は良いテーマ
ただ、失敗話や止めるに至ったエピソードなどはさらに良い
というのが心に残っています。


ということで今日は、プロジェクトの失敗話の前にそもそもの私の、「失敗談を言い続けることでなんか最近いろいろ良くなってきた話」を書こうと思います。


大好きな後輩が辞めちゃった


今でも鮮明に覚えているのが、社会人2年目のとある冬。初めての後輩ができた私。後輩にとっての「良いお手本」になりたかったし、実際、上司からそのようにも言われていた、そんな時期。

同じ部署に3名配属された後輩のうち、1人の女性社員が退職してしまいます。
理由は

私、なつめさんのようにあんなには頑張れないです。


うーん。
これはね、なかなか衝撃でしたね。上司じゃない私が、彼女を追い込んでしまっていたようで。

良かれと思って私が頑張っていたその全ての行動が、彼女にとっては、1年後、“あんな風に頑張らないといけないんだ”とプレッシャーだったんですね。

彼女の退職の真意は分からないし、それが本心だったのか、もっと他に困っていたことがあったのか、やりたいことが新たに見つかったのか、、、、実際のところは全く分からないまま。

もちろん上司は私のことは責めず、周りの先輩も今のままのお前で良いんだよとフォローしてくれた。
救われました。

ただその時に一点だけ上司に言われたのは、いつか部下ができた時に、あんまり頑張れない、6割の出来で満足する人のマネジメントでおまえは苦労するかもね、ということ。


初めてのマネージャー。理想像とはかけ離れたわたし。

さて、そんなこともありつつ、マネージャーになって初めての部下をもったのは社会人4年目の秋のこと。

私の理想のマネージャー像は部下の悩みや課題を把握し、一緒になって改善させて、お互いの成長を実感し合えるようなそんな関係。

ただ、実際のところは
全然、ぜーんぜん、もうまっっったく、ダメでした。今思えば笑えるくらい。。


久しぶりに会った元上司(あの後輩が辞めちゃった時の上司)に言われたこと。

なんかさ、すんげぇ顔が怖いよ。
もっと部下の話をウェルカムな感じで聞いてやれよ。

全く実感がなかったのが、もうやばい。

当時はまだまだ成長段階にある部下の課題ばかりに目がいって、できるようになったこと、少し良くなってきたこと、に全く目がいってなくて。めっちゃ怖い顔でマネジメントしていたみたいで。

その元上司や同僚に、熱心なのはもちろん良いけど、もっと会話をしたら?例えば私自身の失敗談を話すことで、もっと部下はお前に聞く耳を持つとおもうよ。と言われ、ハッとします。
まさに、あの後輩が辞めちゃった当時、上司に苦労するかもねと言われていた、その通りになっていると。


新卒教育は褒めること探しの上手い人が適任かも。

紆余曲折あり、新卒教育をやることになってから。
(詳細はこちらをご覧ください↓)

新卒のマネジメントは、昨日までできなかったことができるようになった!の発見を多くできる人ほどうまくいくというのは私の持論ですが、とにかく、指導する際にいかに当事者意識を持ってもらうか、が鍵でそうしないと新卒たちは行動に起こしてくれない。

私もそうだったから分かるよ、とできないことを正当化したり、できなくて当たり前、順序立ててやっていこう、と言ってあげたりする、そんな話の仕方が良いっぽいとわかってくる。

そうなると、私の「できなかった話」や、「こんな感じで苦労した」とかそういう“昔のなつめさん”を新卒たちはイメージできて、自分に重ねて、そして“できるようになったなつめさんがいまする話”として、興味深く聞いてくれる。

新卒教育を5年ほどやって、もちろんまだまだな部分もありつつも、なんとなくわたし色が分かってきて楽しくなってきたところです。


まとめ

失敗談、めっちゃ大事ですね。書きながら余計に思えてきました。

就活中の学生の方にも、よく私の就活失敗エピソードを話すのですが、確かにふむふむと聞いてくれたり、アンケートでリアルで良かったです、などコメントいただくこともあったり。

そして何より、なんだかんだ失敗談を話している時って、楽しいんですよね。私自身が。
なぜ失敗したか、がもう分かっている状態だから、振り返りながら今を客観視できる、その状況に成長を感じるから、ポジティブな気持ちになるのかなぁ?

いづれにしても、失敗談、言いまくってます。そして、色々良くなってます。なのでそんな話も、noteで、また書きます。

失敗談、たくさんありますので!



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