基礎とか基本とか守破離とか。
思っていたとおりにやる、という難しさ。
スポーツ選手を見ているといとも簡単に自分の身体を操ってプレーしているように見えますが、そうではなく訓練の賜物なのだと感じます。ビジネスでも私生活でも、“思っていたとおりにやる難しさ”を痛感します。
やろうと思って重い腰を上げたときに限って電話が鳴る、話しかけられる、インターホンが鳴る、寝ていた子どもが起きる、、、全てただの言い訳なのですが、思っていたとおりに、やれない。
訓練したり反復を続けていったりした先に、思っていたとおりにできるように、果たしてなるものなんでしょうか。スポーツで例えるなら、体幹や基礎練習にこそ宿るように、ビジネスの場で言う所作、立ち居振る舞い、言語化、自己肯定。私生活でいうバランスのよい食事、整った部屋、ストレッチ、睡眠。。
なにか思っていたとおりにできてないとき、進んでないときに、何を求めてるんだ、だってほら、と上記にあげたような“基本的なことがおざなりになっている自分”に気付きます。
当たり前のことを当たり前にやることが実は一番タフでその分だけ力がついているんだなぁ。
そう考えると、基礎練習やビジネスでいう原理原則、守破離の守の部分がいかに大切か、学校の先生や上司や時にお客様が教えてくださったことにありがたみが増して。
今のわたしにできることはなんだろう、何から手をつければ、、と一瞬途方に暮れますが、一つの答えは「今に集中する」。です。
今の積み重ねでしか未来はないわけで、目の前にある当たり前のことに対し、当然と思わずに感謝して丁寧にクリアしていく、これだなと感じるわけです。
今にそうやって向き合う連続の点を打ち続けることで、スポーツでいう体幹が鍛えられて大樹でいうところのしっかりとした土壌が出来上がっていくのだと思う。
変な失望とか余計な力がなくなって、笑顔で今を生きるというのが、思っていた通りにやることをなんとか難しくしない、今の私なりの答えです。
まとまったような、なんかよく分からないような。
今日はここまで。
カバー画像はchiyoizmoさん。
どんな画像がいいかなぁとイメージが湧いてなかったのですが、
なんとなく「女性」で探してみてたまたま見つけた後ろ姿のコーヒーを持ったこの女性に、
ふと立ち止まって、その上で今を生きてる自分を重ねてみました。