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生き方上手な自信があってね、これからもきっと、ずっと。一緒に。

急ですが、わが家には電気のスイッチを消せない人がいます。足跡をたどるように、どこをどう歩いたのか動線が分かる。とにかくお部屋のどこかが明るいのと、スマホが置き去りにされがち。そんな環境に、「もう、また電気つけっぱなし!」とか「何でまた消すの忘れてるの」とか言ってもお互いにイライラするだけ。

なので、「あれー何か明るいな?」とトイレの電気がつけっぱなしだったら言うわたし、「そろそろトイレ入るかなと思ってつけといてあげたよ!」という返しをする旦那さん。

または、「(電気がつけっぱなしだった洗面所から)来てきてーーーー!たいへんたいへんたいへんーーーー!」とわたしが叫び、「なになになになに?!?!?!」と駆けつけてきた旦那さんに、「誰かがいるかも。だって誰もいないのに電気がついてたの」と訴える。2人で誰もいないことを隅々の扉を開けて確認完了、旦那さんが「ごめんね」と静かにパチンと電気を消してお互いの持ち場にすっと戻る。

はたまた、無言verは。リビングで食事をしてて、おかわりや味変や追い◯◯をしたくなる旦那さん。キッチンによそいに行ったり付け足しの調味料を取りに行ったりしてリビングに戻ってくる(際に電気を消さない)様子をガン見するわたし。そのアイコンタクトに気づいた旦那さんがすごい体勢で慌ててパチンと電気を消す。2人で見合わせて「すごいねーーー!電気消せたねーーー!!!!!」と拍手。

とまぁ、こんな感じで毎日笑いに溢れています。

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急ですが、わが家には冷蔵庫にビールを補充するのが苦手な人がいます。夫婦ともにお酒が好きで、休日に飲むテラスや浅草の外の席でのランチビールとかもうサイコーですよね。

在宅時間が長くなってからはお互いにZoom飲みが増えて、わたしの予定に合わせて旦那さんも「俺もZoom飲みするーーー!」と、いつの間にかどこかで開催されているZoom飲みに参戦しているなんてこともしょっちゅう。飲みすぎ&体脂肪を気にしてノンアルコールビールも常備するようになった最近です。(ちなみにおすすめは全力でこれ!味が普通に美味しすぎる。)

で、冷凍庫からキンキンのグラスを出して冷蔵庫からビールを出したら、もれなくケースで買ってある段ボールから常温ビールを冷蔵庫に補充すればいいのに、補充することをすっかり忘れてしまう。今飲めてる、その冷えてる美味しいビールも、数時間前に冷蔵庫に入れておいたからなのに。分かっていても、どうも忘れてしまうんです。

冷蔵庫から出す際に、音で反応し、「補充した?!」とすかさず聞いてきてくれる旦那さん。「また忘れてた!キャハハハ爆笑」とわたし。(はい、旦那さんではなくこれはわたしのことです)「いっけねー、危なかったぜ」と自分でわざわざ冷蔵庫に入れに来てくれる優しさ。というか、飲んべえ?こうやってわが家ではいつもキンキンのビールが飲めるわけです。

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いつまで続くかわからないこの混乱。もちろん今回の件に限らず、起きている事実に対して一喜一憂しすぎることなく。わたしは、個人的に“たおやかな”人になりたい。

“たおやか”、というのは、就活していた時にとある説明会で女性社員が今後の目標で発言されてて知った言葉。その時、初めて耳にしたわたしは、枝が引っ張られてそっちにたわむけど、でも持ってかれすぎて折れない、しっかり戻ってくる、枝がそう「たわむ」様子を指していると知ってピンときました。わたしもそんな芯のある、でも周りの声にもしっかり耳を傾けられる人になりたい!

一喜一憂して疲れちゃっている人も少なくないかもしれません。頑張れ、とは言わない。みんなそれぞれ、がんばってますもんね。ただ、わたしはこのキナリ杯 を通じて、コロナ離婚とかって言葉も出てきてる中、ちょっとした気遣いやストレスも相手とのコミュニケーション次第で全く違うものになることをわたしなりに表現したかった。

事実は変わらないけど、なぜそうなのか?という意味の見出し方や捉え方は自分次第。今この瞬間のそれと、これから訪れる未来を、わたしは自分の手で変えていきたい。もちろん大事な人と一緒に。

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