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Oral history 薛興達/薛念生 坪頭
薛興達老人(81歳・男)の記憶 坪頭
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我々の村で起こった事件については、あれは1943年の秋だったと思うが、天気は徐々に寒さに向かっていく頃で、畑仕事も順々に終わる頃だった。最初日本人は直接この村にやって来たのではなく、先に焉口などの村々に行ってからここにやって来た。
村人たちがちょうど朝飯を食べたか食べ終わらなかったかというときに、日本軍はやって来た。彼らはここに3日3晩滞在した。彼らが当時93人の中国人を殺したのを、私は自分の目で見ているが、ただ、この村の人は3、4人で、みな比較的年齢の高い人たちだった。直接殺された人の他に、そのときは大混乱だったので、逃げるときに転んで踏みつけられて死んだ人もいた。それから、当時80歳くらいの老人が、日本人が自分の家の食用油を浪費するのをとがめたところ、彼らに担がれて崖の下に投げ捨てられた。後にようやく探し出したところ、老人はすでに死んでいた。墜死したのか餓死したのか、あるいは凍死したのか、それとも恐ろしさのあまりに死んだのかはわからなかった。
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