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HRWレポート「美しいジュエリー、汚れたサプライチェーン:宝飾品ブランド、調達方法の変更、新型コロナウイルス感染症」

国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチによるジュエリー業界報告書が昨日アップされました。

ガーナ、マリ、フィリピン、タンザニア等の金の小規模鉱山やジンバブエのダイヤモンド鉱山では、現在もなお人権侵害や住民迫害が行われていると、国連やヒューマンライツウォッチの調査により報告されています。

昨今、ファッションや製造業にもSDGsやサスティナビリティが浸透してきたことより、人権問題や環境問題が改善されつつありますが、宝飾業界はまだまだであると厳しい評価です。

"大半のブランドは自分たちが扱っている金やダイヤモンドの原産鉱山がどこかを特定しておらず、そうした鉱山等のアセスメントもしていなければ、問題に対処もしていない"(HRW記事より抜粋)

HASUNAでは、2009年の創業時より出どころの分かる素材やリサイクルの地金、フェアマインド認証のついた金等を積極的に使用する努力をしてきていますが、経営層や社員、ステークホルダー全員がこの問題に意識を高く持って働きかけることが重要だと考えています。

84ページにわたる報告書は英語になりますが、途上国鉱山での現状や、ジュエリー会社への対策方法などが明確に書かれていますので、ぜひ読んでみてください。


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