私がBowspringと出逢うまでの物語④拭い去れないCAへの思い
初めましての方も
そうではない方も、こんにちは!
BowspringインストラクターのNatsukoです。
いつもありがとうございます。
音声で聴きたい方はこちら!
👂
さて、前回就職が決まり
東京での社会人生活がはじまった私。
人生初の本気のダイエットに取り組みます。
この時流行っていた置き換えダイエット。
若いせいか
半年くらいで大学生活で身になった
プラス10キロのお肉は消えます。
そして初めてまともに付き合ってくれた
彼氏ができました。
新入社員として入社をし、オリエンテーションや合宿などは期待に胸膨らむものでした。
その後支店配属され、
目の前の光景に現実を見ます。
社会人生活は思った以上に厳しいものでした。
特に現場に出始めた6月ごろから。
最初は飛び込み営業で新規開拓をしたり。
今はもうしてはいけなくなったのかもしれません。
水や塩いろんなものをかけられて…
目の前で名刺を破られたり…
暴言を吐かれたり…
同期とは靴を何足潰したかで
競い合ってよく盛り上がっていました。
私が蕁麻疹が出てしまうほど、
心がかなり鍛えられました。
今考えても、
人生であの時があったからと思う事が多いほど、
ものすごい学びでした。
しかし、
どうにか採用の時にあの言葉を下さった
役員の方に報いたい!
絶対高学歴には負けない!
男にも負けない!
地方出身者だからって馬鹿にされたくない!
なんていうハングリー精神剥き出しで
頑張りました。
入社して3年くらいした頃
成果を出せば希望の部署に行けると言われて
仕事をやってもやっても
行きたい部署にはなぜか、
私より仕事が出来ない人が配属される。
やればやるほどより任される。
そんな理不尽な状況に嫌気がさしてきた頃
会社にヘッドハンティングの電話が
かかってくるようになります。
どんどん心は「これでいいのか?」と
揺さぶられていく毎日でした。
そんな時でCAのスクールの広告を見ます。
「もしかしたら、やっぱりこっちだったのかも。」
「一度しかない人生やるしかない!」
と、忘れかけていたCAへの夢が再燃します。
今思えば仕事が行き詰まっていた逃げでしかなかった気はしています。
そして、なけなしの50万円を支払い
仕事がお休みの毎週土曜日に渋谷まで通いました。
入ってみると
面接でこんな事を言うんだ…とか
こういう感じの方がCAになるんだ…とか
違和感しかありませんでした。
でも、関係ない!やるしかない。
そんなある日のこと。
ある日本の航空会社の採用試験が近づき、
書類の確認や直前対策講座の開催が決定します。
それも平日です。
私はこの日に
大口のお客様のアポが先に入っていました。
どっちにいくべきか…
こんな時タイミングよく
ご主人がパイロットの方の奥様のお客様とお話をさせていただきます。
やはり業界では入ってみないとわからない世界がある。
と感じました。
「なんでもっと自分の仕事に誇りを持たないの?こんなやりがいのある仕事ないわよ!あなたはこんなに素晴らしい仕事やってるじゃない。」と言ってくださいます。
少し悩みましたが
基本私はお客様の大小は関係なく先約を優先するので、仕事を選択しました。
スクールの方は次回行った時に見てもらおうと思っていました。
いざ土曜日。
私は話もまともに聞いてもらえず
書類を見てさえもらえませんでした。
水曜日に来なかった私が悪いと。
こっちは仕事してんだよ💢
と結局学長さんと大喧嘩になり😅😅
そのまま辞めてしまいました。
今考えると、それだけ大事なことなら確かに仕事休むべきだった。
でも私は目の前のお客さんの方が大切だった。
しかしこの時の判断を全く私は後悔してません。
不思議とこれでCAへの気持ちは消化できたのでした。
するとここからとんとん拍子に仕事がうまくいき始めます。
行きたい部署に行けたわけではないですが、
営業成績が面白いように上がり始めるのです。
これまで動かなかった大口のお客さん
クレームやわがまま放題で誰もつけられなかったお客さん
見た目が怖いお客さん
そんな方々に可愛がっていただきます。
そんな少し軌道に乗り始めた頃
私を励ましてくださった方のご主人の航空会社の破綻が決まります。
私は運が良かったのですが、複雑な心境でした。
揺れに揺れる私の心。
しかしようやくもしかしたら証券業は天職なのかも!?
と思い始めていた私なのでした。
と、少し器が大きくなったというか
大人になったというか。ようやくやりがいを感じ始めたところで。
続きはまた次回。
それでは!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?