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大根やさん

人参やさんと玉ねぎやさんとれんこんやさんは経験あるけど、大根やさんはお初です!

ある上映会に参加したときに、
珍しく巨大な大根を販売されている方がいました。
聞けば、自然栽培で豊作で100本くらいとれるけど自給農でやってるから販売先はない、とのこと。

余ってる、とか
売り先がない、とか
困ってる、とか
聞くとウズウズしてしまいます(笑)
(ちょっと病的(笑))
いつもの衝動で。

「私、あまり野菜とか販売するのライフワークなんですよ」

と話して、連絡先とりあえず聞いてみようかなと。

と言っても、まだ引っ越して間もないし、明確な販路ももってないけど。。

連絡先聞くと、実は何度かやり取りしていた方!!

講座とかイベントとか行きたいなーとメールやりとりしたことがあったのでした。

一気に話が通じ合いました(笑)



私が調べたところ、米良大根の歴史がとにかくすごい!!!!

・西米良村という山間の村で、その昔、米の収量が少なく、近隣の村と、米良大根と米を交換してたこと。
  ※西米良村は、90%が山林という熊本県と県境にある宮崎県の山間のむらです。

・品種改良されず、伝統品種として500年も引き継がれていたこと。

・アブラナ科と混在して育てると糸巻がなくなり、通常大根に戻ること。

・化学肥料を使うと苦味が出てしまうこと。

・一般の大根より糖度が2-3度高いこと。


素敵なストーリー満載にも関わらず、

巨大かつ規格がそろわないことでスーパーや市場では売れないという品種。

主に村内消費メインだそうで
県外への流通はほぼないのかもしれない?

色々な方が買ってくださって
主婦たちの腕が奮われて、
大根が美味しいお料理に変化する写真を送っていだき、喜びの声をきくと胸が熱くなりました😭😭😭

大阪の懇意にしている八百屋さんでも扱っていただき反響ありでリピートしたいという声も。
カフェにて素敵なランチに変身していたようです。

土に眠りかけていた大根さんたちは旅立つことができて、うかばれますね。
多くの方も喜んでもらえて。
私もうれしくて。

まさしく私がやりたいのは市場外流通。


明日も配達してきますー!

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