2歳6ヶ月児の”コトバ”
日に日に語彙が増え、少しずつ音の幼児期特有の脱落や代置が減ってきた我が子。
そんな2歳6ヶ月の我が子と話していると、”コトバ”が面白いと感じることがある。
以下は、特に面白いと思った事例である。
動詞の未然形+する
「まま いっしょに あそぼう する」
「まま いっしょに ねんね/ねるー する」
推測だが、我が子は「あそぼう」を動詞の原形、「する」を推量・意志・勧誘を意味するコトバだと思っている可能性がある。
私が我が子を何かに誘う時は「~しよう」と声をかけているはずなのだが、我が子が「~する」を使うのはなぜなのだろう。
また、少なくなってきたものの、我が子が話す”コトバ”にはひとつの単語が複数の意味を持っているパターン〔このようなことを「汎化」と言うらしい〕もある。
我が子がどの単語をどういう法則で汎化しているのかを観察していると、思いもよらなかった法則が見えることがあって面白い。
このような楽しみ方ができるのも期間限定だと思うと、毎日の我が子とのやり取りが一層楽しくなってくると思う。
参考文献
朝日新聞社「幼児語(ヨウジゴ)とは」、『コトバンク』2019年。
https://kotobank.jp/word/%E5%B9%BC%E5%85%90%E8%AA%9E-653015(2019年12月15日閲覧)
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