くるみさん

秀逸なWantedly記事をタイトルで分析してみた。#002 くるみさん/webディレクター

みなさんこんにちは!
Wantedly公認パートナーをしてます。
ソーシャルリクルーティングのたしろです。

本日はあの大人気企画「秀逸なWantedly記事をタイトルで分析してみた。」の第二弾!!

取り上げさせていただくのは、

”買うべきものがわかるサービス”モノシルを運営されている株式会社くるみさんです!!
(化粧水とかシャンプーの商品紹介が充実していて、母の日に困っている方に個人的に超おすすめです)

Wantedlyサーフィンをしていたところ、とんでもない記事と出会ってしまったので、分析してみます。

普段から採用担当の石崎さんの個性全開で読み応えのあるフィードや特徴的な募集記事を時々出されているくるみさんですが、

その中でも群を抜いて秀逸なのがこの記事です。


秀逸ポイント①「一目でわかるヤバいやつやん」

言わずもがな、秀逸ポイント①にみなさんは「ホントそれな」と思われたことでしょう。
「~~な人Wanted!!」とか「ウチで~~しませんか?」とか不文律として存在していたWantedlyの常識を、根底からブチ破りに来たようなタイトルです。ほんとに。

募集一覧でこの記事を見たときには頭が真っ白になりました。(言い過ぎ)
「どういうことやねん」
気づいたらクリックしてしまった自分がいます。

タイトルが目に留まる。
これは真面目にPV数を増やす上で重要です。
特にスマホユーザーの方が多いWantedlyではスクロール速度の速い中でも見つけてもらうことが大事になってくる。

となるとこのくらい一瞬で、弊社の言葉でいえば「0.1秒でわかる」くらいに衝撃的なタイトルは戦術的に有効なのではないでしょうか。


秀逸ポイント②「タイトルはPV、中身はエントリー」

たまには真面目に公認パートナ―っぽくWantedlyの勝ち筋についてお話ししたいと思います。

Watendlyで募集記事作るときには、気にするべき指標が主に2つあります。
PVとエントリー数です。
すげーざっくり言えば「タイトルがPV」を、「記事の中身がエントリー」を作ります。


なので記事を作るときは、

どうやったらクリックしてもらえるタイトル(と写真)になるのか

どうやったらエントリーしてもらえる”こんなことをやります”になるのか

これを分けて考える必要があるわけです。

その点、くるみさんのこの募集記事はタイトルが「0.1秒で気になる衝撃のキャッチ」と、記事の中身でそこから華麗に切り返し、社風の打ち出しでエントリーに誘導されているわけです。

そもそも石崎さんの文才もあってさくさく読み進められるというのもありますが、
読者の皆さんも、そしてこの募集記事を読んだ求職者の方々も思っていたであろう「なんだこの記事は⁈」という疑問がすっきり解消されています。

そしてその”気になる気持ち”を解消しているうちに読み手は、くるみさんの社風について深く理解してしまっているわけです。

秀逸ポイント③「そこそこ狭くて深すぎるターゲティング」

もう少し真面目なWantedlyの戦い方のお話です。

Wantedlyの強みは、記事を出し放題なこと。
だからターゲティングを広げる必要はない。狭く深いターゲティングでPDCA回していけることこそWantedlyでの勝ち方。
(もちろん無理に狭める必要もないですが、他の1発勝負型媒体ではどうしても攻めた記事にはし難いですよね)

ちなみに今回、この記事を作成された石崎さんから直接どんなターゲットだったのかを聞いてみました。

この記事のターゲット
「自走できる人でありつつ、周りを助けられるし、助けを求められる人」

どうですか?納得感ありますよね。
実はたしろはこんな分析記事書いといて、お恥ずかしながらアベンジャーズどころかアメコミ全然詳しくありません。

でもDCに比べてマーベル作品のヒーローたちってみんな強いのに向き不向きがあって、チームプレーで戦ってるイメージがありますよね。(たぶん)

きっとこのタイトルで惹かれてきた求職者の方はアベンジャーズ知っている人が大半でしょう。
”アベンジャーズ好き”という狭いターゲティングは”自走もできてチームプレーもできる”という欲しい人材像にぴったりなのではないでしょうか。

仮説ですけどね。笑

まとめ

さあどうやってまとめたもんか。(駄々洩れる心の声)
今回は②と③で割としっかりとWantedly自体の戦い方について書かせていただいたと思います。

・PVとエントリーは分けて考える
・ターゲットは狭く深く

これ簡単だからこそすぐ実践できるノウハウだと思いますのでぜひこのnote読まれた方はくるみさんの記事を参考にしてはいかがでしょうか?

そして総括としましては、このような攻めた記事を書ける会社こそが記事でエントリーを稼ぐという意味だけでなく、会社の社風を打ち出した採用ブランディング的な意味でもWantedlyで勝てる会社なのかもしれませんね。


最後に今回、分析させていただいたくるみさんは募集記事だけでなくフィードもかなり充実していらっしゃいます。石崎さんほんとセンスのかたまりみたいな方です。きっと読めば伝わるかと思いますのでWantedlyの運用にお悩みの採用担当の方はぜひご覧になってみてください!!

就活生インタビュー第二弾や新規企画の方も現在準備中ですのでお楽しみに!!

それではまた来週!!!


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