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遺書No.706 悪魔組曲『砂漠の青年』。

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2006.6.12
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『チャットルーム』
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のび太:それじゃあ、明日は2000年前に行ってピクニックをしよう!
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出来杉:賛成!
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しずか:それはいいわね!
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スネ夫:じゃあ僕は外国から取り寄せた高級お菓子を持ってくるよ!
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ドラえもん:わ~い♪
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『たけし』が入室しました
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『のび太』が退室しました
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『出来杉』が退室しました
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『しずか』が退室しました
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『スネ夫』が退室しました
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『ドラえもん』が退室しました

こんばんわ、みーくんです。

さて、またまたやって参りました、
その場の思いつきだけで書き殴る、
この遺書でも第何弾になるか分からない程の、
もはや恒例の完全インスタント小説。


その名も、悪魔組曲。


今回のタイトルは、『砂漠の青年』だ。



若い青年がラクダを連れて、
1人で砂漠を旅していました。

彼も若者、やはり欲情する時もあります。
しかし彼は1人、
欲情を満たす相手もいません。
そこで彼はラクダを相手にする事を思いつきました。

ラクダの後ろから近づき、
怒張したモノを入れようとすると
ラクダは前へトットット。
再び挑戦するも、前へトットット。

何度挑戦しても、ラクダは前へトットット。

青年は、いや、男は、
不満ながらも、
欲望を満たす事を諦めました。

そして旅を続けていると、
前方に女性が倒れているではありませんか!

青年が女性に近づくと、
女性は「水を下さい。」と言う。

見ると女性は若くて魅力的、
青年はニヤリとするのをこらえつつ、
下心を抱きこう言った。



「オレの言うことを聞くなら水をやろう。」


女性がうなずくと、
青年は水を与えた。

女性がのどの渇きをいやすと、
青年は待っていたとばかりに、
抑えきれず興奮気味に言った。


「落ち着いたか?
 では、オレの言うことを聞いてもらおうか。」

女性は、静かに頷きながら、


「わかりました・・・」

と答えた。

男は湧き上がる欲望を押し殺しつつも、
こぼれだす笑みとともに女性に近づき、
耳元でこう囁いた・・・。




「ラクダを前から押さえててくれ。」




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2022.
毎日遺書を書き始めた当時●日目の投稿内容。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。