見出し画像

[うたの素]『さよならGARDEN』

『さよならGARDEN』

もしかしたら あのころは
きっと何も 知らなくて
まわりはみな 知っていて
わかる時を かざしていた
 
君はひとり きづいたね
そしてすこし 遠ざかり
『わたしたちの 夢なんて
かなわない』と 手をはなした
 
いろんな風にゆだねて
いろんな種を蒔いたね
目の前に 埋めることなど 思いもしないで
とつぜんおちる涙に
とつぜん教えられるよ
つらぬいた想いはいつも
君のためにあったことを
 
『そしてみんな しあわせに
くらしました  永遠に』
ものがたりは 無責任
そんなことは わかっていた
 
いろんなひとに出逢って
いろんな果てを確かめ
何かしたい 何もできない 何も変われずに
自然にめくるペイジに
自然な終わりがあって
ひろがった景色は次の
始まりだとやがて気づく
 
 見晴らしのいい哀しさに逢って
 ひとは大人になる
 
いろんな風にゆだねて
いろんな種を蒔いたね
目の前に 埋めることなど 思いもしないで
とつぜんおちる涙に
とつぜん教えられるよ
つらぬいた想いはいつも
君のためにあったことを

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?