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“置かれた場所で咲きなさい”

つい先日、渡辺和子さんの名著である

『置かれた場所で咲きなさい』
2012年年出版

という本を読んだ。以前からこの題名に惹かれており、時間を見つけて今回ようやく読むことができた。少しネタバレ要素もあるのでまだ読んだことがない人は是非一度読んでみてほしい。

タイトルにもあるこの言葉は、もともと和子さんが自分の境遇に悩んでいたとき、ある1人の若い宣教師から授かった英詩にちなんでいるそう。


「Bloom where God has planted you(神が植えたところで咲きなさい)」咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることなのです。


もともと本を読むのは好きなほうだが、久しぶりにビビっとくる本に出会った気がする。

なにがここまで心を揺さぶるのか。

私自身、自分の家庭環境や性格、境遇に悩むことがたくさんあった。また中学、高校、大学とそれぞれ全く違う場所に通っていたため、その都度一から友達を作ったり周囲の環境に合わせていったりすることは慣れっこだった。

もちろんこの選択をしなかったらどうなっていただろうと考えることはある。しかし「こんなはずじゃなかった」「違う道を選ぶべきだった」という後悔をしたことはほとんどない。そう思えるのも今自分が置かれた状況を全力で楽しみたいという気持ちがあるからなのかなと思う。

現在大学一年生、これから先ずっと順風満帆とはいかず、辛くて苦しいと感じることや理不尽な場面に出会うこともたくさんあるだろう。

そんな時どう乗り越えていくのか、どう他人と関わっていけばいいのか、とても大切なことをこの本から教わった気がする。


どんなところに置かれても花を咲かせる心を持ち続けよう。


この言葉を忘れないで生きていきたい。





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