クライアントとのミーティングで自滅モヤモヤ。
すべての事象には正解があるのだ・・・と思いたいものですが仕事の場合はそうでもないことも多くあるように思います。個人的には、正解は見つけるものじゃなくて作るもの・・・くらいのテンションでもいいのではと思う次第です。ただ、そうもいかないのが人情でして、「正解探し」をして自滅をしてしまう、今日はそんな話です。
みなさん、こんにちは。いつも読んで下さってありがとうございます。アウトーソーシングサービスAny MaMa(エニママ)を運営しているアンダースタンドの河田夏樹です。今日も宜しくお願いします^^
今日のメンバーから頂いたモヤモヤはこんな感じです。
クライアントさんとのミーティングに苦手意識がすごくあるんです。
求められた回答にうまく答えられたかがいつも自信なくて・・・。
一応、自分の中ではよく考えて話したものの、これでよかったのかな・・・
お、セーフ!あ、やっぱり違うんだ・・・みたいにグルグルいつもなってモヤモヤしています。
わー、すごくいいですね、このモヤモヤ。
クライアントさんに相談や、意見を求められては決死の賭けをするくらいにご負担がかかっている様子が目に浮かびます。真面目で、一生懸命でめちゃくちゃいい人だなぁ、と自社メンバーながら毎回思います。その好感度とは裏腹に、本人の悩みの深さたるやです。笑
さて、こういうときはどうしたものでしょうか。
クライアントが話している話を鵜呑みにせず、背景を確認する質問を重ねて、目的をきちんと整理してだね・・・とか。分からない時はおうむ返し作戦だよ!みたいなことを伝えるのもいいのですが、、、、今回はこんな話や提案をしてみました。
自分のルールに縛られて自滅しがち
本人にも確認したのですが、どうやらこういうモヤモヤの背景には
「相手にとって一番良い答えを、一発で出さなければいけないのだ」
というルールが存在しているように思います。だから、一発で正解を出せないと全部、大失敗〜!となってしまうんですよね。
ただ、一発で答えが出しにくいような事案だからこそ、クライアントも質問したり相談してるんじゃないの?ということがほとんどなので、必要以上に本人が気負っているのだということは明白です。
一発勝負なんて求められていない円卓の場で、自分だけは決闘の場として剣を構えてしまっている、、、そんな感じだと確かにしんどいですし、ミーティングに苦手意識が出てしまうのは仕方ないと思います。
さて、どーしたもんなんでしょう。
正解は見つけるものではなく、つくるもの
仕事に正解はないというのを大前提にしたいですね。正解なんかないからクライアントさんは相談もしてきている訳で、正解は一緒に作りゃーいいはずなんです。
・・・。なんていう謎の正論はきっとうちのメンバーさんは絶対に求めていない・・・笑 分かっちゃいるけど、どうしてもやってしまうんです!というモヤモヤなんですよね。
ちなみに、蛇足ですが、自分に自信があるか否かと、回答の仕方にどれだけ相関があるのかは分からないですが、責任感が強い人ほど「一発でいい答えを出すべきだ」と自分を追い込んでいる節を今回感じています。
具体的にはこんな感じのやり方をお伝えしてみました。
自分の中の「不正解案」も一緒に伝える
例えば、服を選ぶときのことでも思い出してみて欲しいのですが、店員さんに似合う色ってどれだと思います?なんて相談することあると思うんです。
普段は、白とか黒とかコンサバな色を選んでいるあなたに、
「じゃーーーん、あなたにぴったりなのは絶対に赤です!」
とドヤ顔で店員さんに言われたらどうでしょうか?
よっぽど信頼している店員さんでない限り、なんで?と思ったり、びっくりしたり、なんだこいつ分かってないな、となってしまわないでしょうか。(僕はアホなので、そうなのかも!と着てしまうタイプですが笑)
このように、ベスト案として出しているにも関わらず相手がピンとこない、というケースは意外と発生したりするものです。結構あるあるなのですが、これは質の問題じゃないことがよくあります。
なんでこんなことが起きるのか・・・人は相談しているくせに、「自分で自分のことを本当は決めたい」なんてわがままな気持ちを持っていることに起因するのではと思っています。(河田説)
なので、やるべきことは何かというと、正解・ベスト案をひとつだけ伝えるということを辞める。そして、次点の案も同時に出して「選んでもらう」というスタイルに変えるのがおすすめのやり方です。
モヤモヤしそうな時は
Aだと思いますが、BとCも想定されると思います。ただ、こういう理由でちょっと迷ったのも事実です。どう思われますか?
てな感じで、他の案や検討プロセスを伝え、相談をしてみるというイメージです。
重要な判断を求められているときに、こんな答え方したら「何を曖昧にしてんねん!」となりますが、日常の仕事のやりとりは一緒にものごとを決めていく楽しさや良さを優先させた方がスムーズにことが運ぶのではないかと思います。
変にプレッシャー感じながら仕事をするとパフォーマンスも下がりますので笑、相手に選んでもらう進め方を取り入れることで、自分を値踏みされるプレッシャーから解放されてみては?と思う次第です。
今日はこんな感じです。
みなさま、良い1日を〜。
twitterもやっています。ちょっとずつフォロワーが増えてきて、いつかインフルエンサーになってしまったらどうしようと不安が止まりません笑
メンバーが必要以上に疲弊している、なんていう企業様がぜひAny MaMaのHPやnoteもご覧ください。ちょこちょここのnoteきっかけでご新規の依頼が増え出しており、大商いになったらどうしようと不安でたまりません笑
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