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妊婦ライフ日記

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腹の中の人と過ごす大冒険の日々
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#妊娠初期

骨盤ケアで改善!?せまかった赤子部屋

妊娠すると体が出産にむけてどんどん準備をはじめるのだが、そのうちのひとつに、骨盤をゆるませるってのがある。赤子を通りやすくするために。 ということはゆるめばゆるむほどいいんじゃないのかと思うんだけど、現代人は昔の人ほど足腰が丈夫じゃなくて筋肉もないので、骨盤がゆるみすぎな状態になるんだという。 このゆるみすぎた状態があらゆるトラブルの元になっていて、腰痛やコリ、尿もれ便秘、O脚、切迫早産にも繋がることがあると教えてもらう。 ひえ〜そんなことまで?という驚き。なめてた、骨

15週目 助産院との出会い

興味はすっごくあったけど、距離が遠いからという理由で一度は諦めた助産院。(このお話に描いてあります↓) それでも今回ベルト購入のために行くことになり、なんだかワクワク。 助産院のサイトをみると、他院で出産の妊婦さんの相談にものっているとのことだったので、今のクリニックに通いながらも今後いろいろ相談できたらいいな〜なんて考えていた。 この時通っていたクリニックでは、なかなか相談できる雰囲気ではなかったので…って今考えると、そんな雰囲気のところで産もうとしてたなんてと思うけ

14週目 心がグロッキー

なんとかブルーってやつなのか分からんが、そんなジャンル分けされるのもムカムカしていそうな、そんな許容範囲狭すぎな妊婦がいたそうな… いやはや、体の変化もすごいけど、心のウェ〜ブもすさまじいっす。 お祝いの言葉をかけられれば「無事に産まれるか分からんし」とボヤき、「大丈夫だよ」などと励まされれば「なんで大丈夫っていえるわけ?」と問い詰めたい衝動にかられ、とにかく何をされても言われてもイヤ、イヤイヤ期。もう、手に負えません!! このご時世のこの時期にこの場所で妊娠できたこ

13週目② やる気どこへいった

つわりが終わりつつあったけど、胎盤制作も終盤に差し掛かり細胞分裂ヒートアップ、同時に胎児づくりもますます進んでいる模様で、体はまだまだヘトヘトらしい。妊娠に集中するしかないって感じ。 まさか、この感じが出産まで続くのかしら…と当時は思っていたけど、そんなこともなかった。 胎盤制作が終わり、胎児の体の基礎がほぼ出来上がりあとは大きくなっていくだけってころには、まぁ重苦しさはあるけど頭はどんどんスッキリしてくるし、初期とは全く違う状態になる。中期後半の現在は、普段通り仕事に

13週目① 便事情

便秘といえば、妊娠にともなうマイナートラブルの代表的なもの。 ホルモンの影響で腸の働きが弱まるのと、子宮が拡大していくことで臓器が圧迫されることが原因だとか。その結果、普段は快便という方も便秘になったりするようだ。ひえ〜 出したいものが出ないと、とたんに体がぐったりしてくるので、普段からかなり気にかけている。もはや排出することをテーマに、毎日の生活を送っているんじゃないかというくらいの意気込みである! 便秘に限らず、身体をあっためるってのがやっぱり大切。 このころはあ

12週目 かゆい胸と干し柿づくり

子の成長もすごいけど、チチの成長もすごい。乳輪もでかくなり、色も濃くなり、なんか大迫力。 一説によれば、赤子がすぐに乳首を見つけられるように黒くなっていくんだとか。たしかにこれなら、かなり遠くにいても見つけられそうだ。 てかこれ以上デカく黒くなっていくんですか?こわいけど…面白い… そうえばチチにも肉割れができる人もいるみたい。それくらい急激な変化なんだなぁ。 そんなかゆい胸をかかえながら、就農1年目のオットを助けたり手伝うことはほぼできない私でしたが、渋柿の収穫に励み

11週目② 家の感情はいそがしい

どこに行くのも一緒って、なんとも面白い状況だこと。しかも、腹ん中んことが全部バレバレだなんて! 最初のころは「こんなこと思っちゃって、赤子に悪影響なんでは…」とか「今回産まれるの、やっぱやーめたとか思わないでよ…」とか、些細なことでもウジウジ気になってた。 でも感情ってなかったことにもできないし、そもそも赤子が全然気にしてない気もしてきて、それからはもう好き放題感情を垂れ流しまくり! しかし家として、できる限り住み心地はよくしていたいってのはある。全面床暖完備!とまで

11週目① つわりの山越えて

このあたりは夏が終わって秋になり、オットの柿畑の収穫・出荷もはじまったころ。就農1年目のオットを横目に、私は全くの戦力外でございます。 しかし週末になると、母ヨシコや兄、各地の友人たちが手伝いに来てくれて、本当にみんなに助けられる数ヶ月になっていきます。 つわりの山は越えたといっても絶好調の日などはなく、すぐに疲れるのは相変わらず。この日は助っ人の母ヨシコを連れて畑を抜け出し、近くのショッピングモールへ行きました。 このとき食べた大戸屋の定食もおいしかった… なんか食

10週目③ 人が生きてるってすごい

あらゆる可能性をすり抜けてすり抜けて、いまここで私は呼吸をしている…!とか思ったり。生と死がすぐそばにある実感ができるもんだから、普段だったら考えないようなことで心や頭がいそがしい。

10週目② 1ヶ月ぶりの外食

感染予防ってのもあるけど、何より外で具合が悪くなることがおそろしかった期間だったので、久しぶりの外での食事! なんかもう忘れられないよ、このラーメンのこと。おいしかったなぁ。きっと今行っても、このときの感動は2度とあじわえないんでしょうね。

10週目① 芽生える仲間意識

運動不足解消もかねてスーパーへ行ってみるも、50歩くらい歩み進めたところでもうギブアップしそう。 しかしあたりを見渡せば、仲間たちがいることに気づく。初めて見る世界である。これまでの自分の傍若ぶりを反省したい。もう急いだり焦りながら歩きはしないぞと心に誓う。 あるときさっぱりとつわりがなくなったと思ったら流産していた、という話を聞いてから、つわりがないのもおそろしくなる。そうじゃなくても生きているのかどうか不明すぎておそろしい。 そんなとき、自宅で胎児の心音が聴けるエン

妊娠初期のごはんのこと②

結構むちゃくちゃな食生活だった初期。 ネットで見つけた「つわりの時は食べれるものを食べれるだけ」という言葉を支えに、買い食い祭り。添加物たっぷり。 体によい食事はあとで取り返そう…と思いながら、コンビニのサンドイッチを買いに走る。 今となっちゃ何のこっちゃで、このころ口にしていたものを見ても全然体が反応しないから面白い。常備していたポテチの山が棚の飾り物になっている…欲求のままにする買い物は要注意や!!

妊娠初期のごはんのこと①

食べ物に頭を支配された初期。 ピザ屋のチラシとか届いたら、隅から隅まで舐めるように読み尽くして、もし注文するとしたらコレとソレにする!!!みたいな遊びを何日もやってた。おかげで寿司屋とか弁当屋のチラシとかのコレクションがどんどん溜まっていったという、、 まじで頭と体がバグってます。 継続的な特定のこれが無理ってのはなかったけど、日によって素麺が無理、とかありました。 毎日毎日自分が食べたいものが変わり、そしてその欲求に我慢がきかないという体験をしてみて、逆に普段、結構

9週目② 恐怖の歯みがきタイム

というわけで、歯を磨く回数も減っていく…1日1回ってときもよくあったそうな… これまでは1ヶ月に1回は歯科へクリーニングにも行っていたんだけど、足が遠のきまくり。そろそろ行きたいんだが、今度は同じ姿勢をとり続けることへの嫌悪感が… 妊婦生活は、一難去って(去らなくても)また一難状態がずっと続くらしい。 子宮と目は関係しているみたいな話を何度か聞いたことがあり、それが理由がわからないけど、目を使っているとどんどん具合が悪くなっていくのがはっきりと分かる。 特にスマホの縦ス